ファルコンステークス2023 追い切り情報

ファルコンステークス2023 追い切り情報

ファルコンステークス2023 追い切り情報


3月18日(土)中京芝1400m

カルロヴェローチェ 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:白梅賞(1着)

1/19 栗坂良 強め
50.3 36.4 23.9 12.4

一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/8 栗CW良 馬なり
98.6 81.6 66.7 52.5 37.5 11.4 [6]

一週前追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳オープンのクリダームと併せて、内を0.9秒追走して0.7秒先着しました。
今週は軽めの調教でしたが、絶好の動きで6F時計は自己ベストを更新。
直線も11.4秒の猛時計を叩き出しており、併走馬を楽に圧倒しています。
長めにやれているのも好感が持てますし、仕上がりは良好です。


テラステラ 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:万両賞(1着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/9 栗CW良 馬なり
97.2 81.2 66.2 52.1 37.9 11.9 [6]

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
今走は馬なり中心の調教で、今回はしっかり乗り込まれ、一週前追い切りで3本目。
長めにやれていますし、加速すると直線は11.9秒の鋭い伸び脚を見せています。
道中失速ラップなのは気になりますが、仕上がりは順調とみて良いでしょう。


バグラダス 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:朝日杯フューチュリティステークス(5着)

12/7 美南W稍 キリ不明
81.9 65.0 50.6 36.7 11.7

古馬2勝のブルームスベリーと併せて、内を0.9秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/8 美南W良 馬なり
82.4 66.0 51.4 37.3 12.0 [6]

一週前追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳未勝利のペンティメントと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
いつも通り馬なり調教でしたが、引き続き軽快なフットワークで楽に好時計を叩き出しています。
直線も12.0秒の鋭い伸び脚で、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調です。


プロトポロス 追い切り評価:B+

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳1勝クラス(1着)

12/27 栗CW良 一杯
83.0 67.1 51.5 35.7 10.7 [5]

強めに追われた新馬のルージュアウラと併せて、外を0.3秒追走して0.1秒先着しました。

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/9 栗CW良 一杯
99.3 82.3 67.4 53.2 38.5 12.2 [7]

一週前追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のシルヴァーデュークと併せて、外を1.3秒先行して1.4秒遅れました。
一杯に追われた古馬1勝のセブンサミットと併せて、内を0.8秒追走して1.4秒遅れました。
今週はビッシリ追われましたが、反応はイマイチで併走馬に遅れているのは気がかりです。
先週の時計は良好でしたが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。


ペースセッティング 追い切り評価:A

1.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:シンザン記念(2着)

一週前追い切りはなし

今回の一週前追い切り:ファルコンステークス

3/9 栗CW良 強め
82.1 66.4 51.7 36.7 11.1 [7]

一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のクラシックステップと併せて、内を1.8秒追走してクビ差遅れました。
今週は意欲的に追われると、力強い反応でラストは11.1秒の猛時計をマーク。
併走馬に遅れましたが、かなり追走してのものなので特に心配はいらないです。
全体時計も自己ベストを更新していますし、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。