フラワーカップ2022 追い切り情報

フラワーカップ2022 追い切り情報

フラワーカップ2022 追い切り情報


3月21日(月)中山芝1800m

シンティレーション 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には追走しても同入することが多く、今走も遅れるようなら注意が必要です。
最終追い切りは終い重点に追われる傾向で、ラストは11秒台の時計を出すことも多いです。

比較的時計も早いですが、加速ラップを刻んでいて、直線の伸びも優秀なら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
重賞ではまだ結果を残せていませんが、前走は1勝クラスで内容のあるレースをしています。
ひとレース毎に力をつけていますし、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:若竹賞(1着)

1/13 美南W良 馬なり
64.4 50.3 37.0 11.6 [2]

馬なりに追われた古馬1勝のホウオウラフィットと併せて、内を1.0秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/9 美南W良 強め
69.0 53.6 38.3 11.6 [6]

馬なりに追われた古馬3勝のホウオウエミーズと併せて、外を1.0秒先行同入しました。
今週は意欲的に追われ、直線は11.6秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡ですが、折り合いがついているのは好感が持てます。
いつも通りの調教過程で、引き続き好調キープとみて良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:若竹賞(1着)

1/19 美南W良 馬なり
71.0 55.1 39.8 12.0 [9]

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美南W良 強め
67.8 51.5 37.0 11.3 [6]

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のホウオウエミーズと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは11.3秒の猛時計をマーク。
全体時計も前走時以上の数字で、併走馬にもあっさり同入できています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


スタニングローズ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われ、一週前追い切りで強め、最終追い切りで軽めに追われる傾向があります。
また、レース直前は併せ馬で気合付けをすること多く、併走馬に遅れたレースは敗れているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、直線の伸びは毎回優秀です。

馬なりでも終い12秒台前半の時計を出すようなら、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
重賞では掲示板内を確保していますが、3着以内に入れたのはG3サウジアラビアロイヤルカップ3着のみ。
安定感はありますが、馬券に絡まない可能性はありますので、パワーアップしているとはいえ過信は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:こぶし賞(1着)

2/2 栗坂良 強め
53.7 39.0 25.0 12.1

一週前追い切りは坂井瑠星騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のエルバリオと併せて、0.4秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/9 栗坂良 強め
52.9 38.5 24.8 12.0

今週は終い重点に追われ、前走時以上の時計をマーク。
追われた反応も抜群で、直線は12.0秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:こぶし賞(1着)

2/9 栗坂良 一杯
53.1 38.5 24.8 12.0

一杯に追われた3歳未勝利のショウナンアデイブと併せて、0.1秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 栗坂良 強め
53.2 38.5 24.7 12.0

今週も意欲的に追われると、力強い反応で終い12.0秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
先週も良い動きを見せていましたし、ひと追い毎に状態は良化しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。


デインティハート 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
一週前追い切りでは遅れることもありますが、最終追い切りで同入先着していれば心配はいらないです。
馬なりでも早い時計を出す傾向で、直線は12秒台の鋭い伸び脚を見せています。

全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻むようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
新馬戦では6着に敗れたものの、ひとレース毎に力をつけて、前走は1勝クラスで2着に好走しています。
重賞でどこまでやれるかというところですが、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:若竹賞(2着)

1/13 美南W良 馬なり
83.4 67.2 52.3 37.8 12.2 [7]

馬なりに追われた古馬1勝のカトルショセットと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/9 美南W良 馬なり
83.8 68.2 53.6 38.9 12.1 [6]

一週前追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のフミロアと併せて、内を0.4秒追走して0.2秒先着しました。
今週はサッと流す程度の調教でしたが、軽快なフットワークで加速すると終い12.1秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡ですが、加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
併走馬も楽に圧倒していますし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:若竹賞(2着)

1/19 美坂良 馬なり
51.9 37.8 24.9 12.3

最終追い切りは菅原明良騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のキャンディフロスと併せて、0.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美南W良 馬なり
83.6 68.0 53.3 39.0 12.2 [5]

馬なりに追われた古馬2勝のフローズンスタイルと併せて、内を1.2秒追走同入しました。
今週も軽めの調教でしたが、抜群の行きっぷりで直線は12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
先週以上の時計を出していますし、ひと追い毎に状態は良化しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。