フェアリーステークス2022 追い切り情報

フェアリーステークス2022 追い切り情報

フェアリーステークス2022 追い切り情報


1月10日(月)中山芝1600m

エリカヴィータ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が2戦目のため、新馬戦の内容から傾向を見ていきたいと思います。
美浦南Wで追われ、基本併せ馬で気合付けをしています。
追走する形でも同入することが多く、今走も併走馬に遅れるようなら注意が必要です。

馬なりでも直線の伸び脚は優秀で、ラストは12秒前後の時計を叩き出しています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教で、直線も鋭い伸び脚を見せるようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は上がり最速で2着に1馬身以上も差をつけて圧勝していますし、直線の反応は素晴らしかったので、初重賞でもスムーズに追い出されれば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/6 美南W良 一杯
82.0 65.4 50.6 36.8 11.9 [6]

馬なりに追われた古馬1勝のフィアスプライドと併せて、内を0.2秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フェアリーステークス

12/31 美南W良 馬なり
68.3 52.8 38.0 11.5 [4]

馬なりに追われた古馬1勝のウエスタンエポナと併せて、内を0.3秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳新馬戦(1着)

10/13 美南W稍 馬なり
67.5 52.5 38.1 12.2 [4]

最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のフィアスプライドと併せて、外を0.6秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/6 美南W良 馬なり
68.8 53.3 38.9 12.4 [4]

馬なりに追われた3歳1勝のロジハービンと併せて、外を0.6秒先行して0.2秒遅れました。
今走は馬なり中心の調教でしたが、引き続き軽快な動きで直線は鋭い伸び脚を見せています。
ただ、いつもは同入が多いので、今週併走馬に遅れているのは気がかりです。
それでも折り合いはついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


スターズオンアース 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けを行う傾向があります。
併走馬には格上でも先着することが多く、今走も遅れていなければ心配はいらないでしょう。
馬なりでも直線の伸びは優秀で、終い11秒台の時計を出すことも多いです。

全体時計が平凡でも直線の伸び脚は注目です。
併走馬にも同入できて、折り合いがついていれば、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
勝ちきれないレースが続きますが、相手なりにやれる馬ですし、安定感は抜群です。
能力はある馬なので、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:赤松賞(3着)

11/10 美南W稍 馬なり
83.5 66.9 51.5 37.3 11.4 [5]

一週前追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のソーラーフレアと併せて、内を0.7秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フェアリーステークス

12/31 美南W良 強め
66.6 51.2 37.2 11.6 [4]

一週前追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のエレガンテレイナと併せて、内を1.0秒追走して0.6秒先着しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:赤松賞(3着)

11/17 美坂良 強め
52.7 38.4 25.4 12.6

強めに追われた古馬2勝のクロノフルールと併せて、1.0秒追走して0.5秒先着しました。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/6 美南W良 馬なり
67.3 51.7 38.0 12.4 [6]

最終追い切りは石橋脩騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のエレガンテレイナと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒先着しました。
先週意欲的に追われた分、今週はサッと流す程度の調教です。
いきっぷりは抜群で、加速すると直線は12.4秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。


ライラック 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走が3戦目のため、過去2戦の傾向から見ていきたいと思います。
普段は美浦坂路と美浦南Wで馬なり中心に追われ、一週前追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
水曜追いは併せ馬で気合付けを行うことが多く、前走は遅れて敗れているので、今走も併走馬に遅れようなら注意が必要ですよ。

前走は初重賞で8着に敗れましたが、馬体も10kg減でゲートもイマイチ。
力を出せていませんでしたし、参考外とみて良いでしょう。
新馬戦の内容は素晴らしかったですし、今走も万全に仕上がれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:京都2歳ステークス(8着)

11/17 美南W良 強め
82.6 66.3 51.9 37.8 11.8 [6]

一週前追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた2歳1勝のテラフォーミングと併せて、内を1.2秒追走して0.4秒遅れました。

83.6 66.8 52.6 38.5 12.0 [4]

一週前追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のニシノアナと併せて、内を0.6秒追走同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京都2歳ステークス(8着)

11/24 美南W稍 馬なり
84.3 67.6 52.7 38.2 11.7 [3]

最終追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた2歳未勝利のハコダテジョーと併せて、内を1.2秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:フェアリーステークス

1/6 美南W良 馬なり
68.1 52.6 38.4 12.3 [5]

最終追い切りは石川裕紀人騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬3勝のエドノフェリーチェと併せて、内を0.7秒追走同入しました。
今走も馬なり中心の調教でしたが、引き続き軽快な動きで2週続けて終い12秒前半の好時計をマーク。
前走時以上に良い動きを見せていますし、折り合いもスムーズで、仕上がりは良好です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。