みやこステークス2021 追い切り情報
みやこステークス2021 追い切り情報
11月7日(日)阪神ダート1800m
ヴェンジェンス 追い切り評価:B
1.この馬の追い切り傾向
毎回乗り込み量は少ない馬ですが、一週前追い切りと最終追い切りは少なくとも追われています。
普段はどちらか一方で強めの調教が多く、終い重点に追われる傾向があります。
調教でもラスト1Fの動きが重要で、しっかり加速ラップを刻んで終い12秒台の時計が出ていれば、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
今年は1年ぶりの出走が2走前のG3エルムステークスでしたが、直線のラストまでは持たなかったですね。
前走も地方重賞で掲示板内には入れましたが、今年で8歳にもなりますし、年齢的にも厳しいように感じます。
調教の動きは悪くないですが、仕上がり万全でも過信は禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:白山大賞典(5着)
9/9 栗坂不 強め
52.9 38.1 25.2 12.9
一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:みやこステークス
10/28 栗坂良 馬なり
54.9 39.4 25.3 12.6
一週前追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
今週は軽めの調教でしたが、軽快なフットワークで終い12.6秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
先週は終い重点に追われて、4F51秒台の時計を出していますし、仕上がりは順調です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:白山大賞典(5着)
9/17 栗坂良 一杯
51.2 37.0 24.3 12.6
最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:みやこステークス
11/4 栗坂良 強め
53.6 38.6 25.0 12.6
最終追い切りは幸騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは若干失速しています。
全体時計もいつもと比べると平凡で、動きとしては少し物足りない印象です。
ただ、直線は12秒台は出ていますし、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
クリンチャー 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段はプール調教を併用し、栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われています。
2週前追い切りか1週前追い切りから強めに追われ、最終追い切りも強めに追われることが多いです。
レース直前の動きは本番にも影響されるので、意欲的に追われる一週前追い切りや最終追い切りの動きは要チェックですよ。
折り合いスムーズで好時計を出すようなら、好調と考えて良いでしょう。
今年で7歳になりますが、重賞でも安定した成績を残しており、まだまだ衰えは感じません。
前走の地方G1帝王賞では、3着に好走していますし、後続には2馬身も差をつけています。
今走も休養明けにはなりますが、昨年制した舞台なら今年も楽しみですね。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:帝王賞(3着)
6/16 栗CW重 馬なり
81.6 66.5 51.4 37.8 12.0 [5]
一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬2勝のセグレドスペリオルと併せて、内を0.6秒追走してアタマ差先着しました。
今回の一週前追い切り:みやこステークス
10/27 栗坂良 一杯
52.4 38.4 25.1 12.6
9月末から入念に乗り込まれ、一週前追い切りで11本目の調教です。
今週は一杯に追われましたが、直線は12秒台の力強い伸び脚を見せています。
失速ラップなのは気になりますが、全体時計もこの馬なりに優秀です。
乗り込みも十分ですし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:帝王賞(3着)
6/27 栗坂良 馬なり
57.4 41.9 27.5 13.7
今回の最終追い切り:みやこステークス
11/3 栗坂良 強め
51.9 38.2 25.5 13.1
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは13.1秒とイマイチです。
全体時計も自己ベストを更新しているとはいえ、2週続けて失速ラップは気になりますね。
入念に乗り込まれていますし、仕上がりはマズマズ順調と考えて良いでしょう。
スワーヴアラミス 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段は栗東坂路と栗東CWで馬なり中心に追われ、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
攻め駆けするタイプの馬で、攻めの調教では好時計を出しています。
そのため、単純な時計だけで判断するのは注意が必要ですよ。
また、水曜追いは基本的に併せ馬で気合い付けをしており、格下に遅れを取っていなければ問題ないでしょう。
折り合いのついた調教ができていて、さらに好時計を出していれば仕上がりは良好です。
当レースは昨年8着に敗れた舞台ではありますが、近走は成績も安定しており、2走前にはG3エルムSを快勝しています。
ひとレース毎に力をつけており、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:白山大賞典(3着)
9/9 栗CW不 強め
97.6 81.2 66.3 53.0 39.8 12.4 [5]
一週前追い切りは松田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のレベランスと併せて、内を1.8秒追走して0.7秒遅れました。
今回の一週前追い切り:みやこステークス
10/27 栗CW良 一杯
80.5 65.6 51.8 38.7 12.6 [7]
一週前追い切りは松田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のルビーカサブランカと併せて、外を0.4秒追走してクビ差遅れました。
今週はビッシリ追われると、力強いフットワークで自己ベストを更新。
併走馬に遅れをとったのは気になりますが、直線の伸び脚も優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:白山大賞典(3着)
9/16 栗CW良 一杯
81.1 65.0 50.8 37.7 12.7 [6]
最終追い切りは松田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのステラヴェローチェと併せて、内を0.8秒先行して0.1秒遅れました。
今回の最終追い切り:みやこステークス
11/3 栗坂良 強め
52.5 38.4 25.1 12.6
最終追い切りは松田騎手が騎乗しての調教です。
今週は終い重点に追われる内容で、ラストは12.6秒の力強い伸び脚を見せています。
若干失速してはいますが、いつも通りの傾向ですし、12秒台の時計なら優秀です。
先週も良い動きは見せていましたし、仕上がりは良好です。
ダンビュライト 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段は栗東坂路を中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
プール調教を併用しながらの調教ですが、いつも通りなので心配はいらないでしょう。
直線は失速する傾向がありますが、終い12秒台の時計なら優秀です。
今年で7歳にはなりますが、3走前にはG2京都記念で3着に好走しています。
今走は初のダート挑戦にはなりますが、能力的にはG3ならまだまだ通用すると思います。
過信は禁物ですが、ひと叩きした上積みもありますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:京都大賞典(9着)
9/30 栗坂良 強め
51.8 37.7 24.4 12.0
一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた障害オープンのアサクサゲンキと併せて、0.5秒先行して0.4秒先着しました。
今回の一週前追い切り:みやこステークス
10/28 栗坂良 馬なり
51.2 37.4 24.7 12.6
一杯に追われた古馬2勝のインフィナイトと併せて、0.1秒先着しました。
一週前追い切りで一本目の調教です。
今週は軽めの調教でしたが、軽快なフットワークで4F51.2秒の好時計を叩き出しています。
直線は失速していますが、12秒台の時計は出ていますし、いつも通りの傾向なので特に心配はいらないです。
併走馬にもあっさり先着しており、仕上がりは順調です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:京都大賞典(9着)
10/6 栗坂良 馬なり
52.0 37.8 24.6 12.5
最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のスマートルシーダと併せて、0.3秒先着しました。
今回の最終追い切り:みやこステークス
11/3 栗坂良 一杯
50.9 37.2 24.9 12.9
一杯に追われた古馬2勝のインフィナイトと併せて、1.2秒先着しました。
今週はビッシリ追われると、力強い反応で併走馬を大きく突き放しています。
直線も失速しているとはいえ、12秒台は出ていますし、全体時計は優秀です。
前走時以上に良い動きで、仕上がりは良好とみて良いでしょう。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
②調教タイムだけでの判断はNG
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。