フローラステークス2021 追い切り情報

フローラステークス2021 追い切り情報

フローラステークス2021 追い切り情報


4月25日(日)東京芝2000m

ウインアグライア 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路と美浦南Wを中心に追われ、ポリトラックで調整されることもあります。
水曜追いは意欲的に追われていて、併せ馬で気合付けをすることが多いです。
併走馬には追走しても遅れは取っていないので、今走も遅れていなければ問題はないでしょう。

ただ、調教では走る気がなく、実戦タイプの馬といえるでしょう。
重賞ではまだ結果を残せていませんが、オープン戦は好成績を残しています。
道悪は得意の馬なので、馬場が渋れば押さえておきたいですね。
前走も良化が見込めましたし、今走も更に成長があるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:若駒ステークス(1着)

1/14 美南W良 強め
66.7 52.0 38.6 14.0 [6]

一杯に追われた3歳未勝利のカシノアイドルと併せて、外を1.0秒追走して0.4秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フローラステークス

4/14 美南W稍 強め
65.5 50.7 37.5 13.1 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のエアーレジーナと併せて、外を0.6秒追走同入しました。
今週は意欲的に追われ、直線は13.1秒とイマイチでしたが、全体時計は自己ベストを大きく更新しています。
実戦タイプの割に良く動いていますし、併走馬にしっかり追走同入できているのも好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:若駒ステークス(1着)

1/20 美南W良 馬なり
74.9 59.2 43.7 13.1 [5]

馬なりに追われた古馬1勝のセーリングと併せて、内を0.5秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:フローラステークス

4/21 美南W良 馬なり
67.8 52.6 38.8 13.7 [4]

馬なりに追われた3歳未勝利のカフェファンタストと併せて、内を1.6秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調整でしたが、直線は13.7秒とイマイチです。
ただ、普段も時計はこのくらいの馬なので、そこまで心配はいらないです。
先週は自己ベストを出していましたし、今週も全体時計は優秀なので、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。


オヌール 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路を中心に追われていますが、水曜追いはポリトラックや芝コースで追われる傾向があります。
そのため、一週前追い切りと最終追い切りは比較的時計の出やすいですが、直線は毎回11秒台の好時計を叩き出しています。
今走も折り合いがついて、直線もしっかり伸びていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

ひとレースごとにパワーアップしており、前走も力強い走りで快勝してあっさり2連勝を決めています!
今走は相手のレベルが上がりますが、更に成長が見込めるようなら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:アルメリア賞(1着)

2/24 栗P良 強め
77.0 63.3 50.0 37.4 12.4 [8]

一週前追い切りは藤岡康太騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のネプチュナイトと併せて、外を同入しました。

今回の一週前追い切り:フローラステークス

4/14 栗坂稍 馬なり
54.6 39.6 25.9 12.8

一週前追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬オープンのアンコールプリュと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.8秒の好時計をマーク。
併走馬にもあっさり先着して、折り合いがついているのも好感が持てます。
先週も一杯に追われて抜群の動きを見せていましたし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:アルメリア賞(1着)

3/3 栗P良 一杯
67.7 52.9 38.1 11.8 [7]

今回の最終追い切り:フローラステークス

4/21 栗坂良 馬なり
53.8 39.5 26.1 13.2

今週も馬なり調教でしたが、全体時計は前走時以上に良い数字を出しています。
直線は13.2秒と失速していますが、軽めの調整なのでそこまで気にしなくて大丈夫です。
ビッシリ追われた2週前追い切りで力強い反応を見せていましたし、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ジェニーアムレット 追い切り評価:B

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで調整され、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
基本的に馬なり中心の調教ですが、一週前追い切りは意欲的に追われることあります。
特に一週前追い切りは騎手騎乗で実戦を意識した調整が多いので、今走も一週前追い切りの動きには注目ですよ。

攻め動くタイプの馬ではありませんが、一週前追い切りで良い動きを見せていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
前走は未勝利戦ではありましたが、2着には4馬身差をつける圧勝を決めています。
2戦目で格段とレース内容は良化していますし、今走も成長度次第では注意したい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳未勝利(1着)

1/20 美南W良 馬なり
69.7 55.6 40.8 13.3 [7]

馬なりに追われた3歳未勝利のレイトンヒルと併せて、内を0.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フローラステークス

4/14 美南W稍 馬なり
87.3 71.2 55.4 40.9 12.8 [9]

強めに追われた古馬3勝のモルタルと併せて、外を1.0秒先行同入しました。
今週はサッと流す内容でしたが、加速すると直線は12.8秒の鋭い伸び脚を見せています。
ただ、全体時計は平凡で、併走馬にも1.0秒差追いつかれているのは気になります。
攻め動くタイプの馬ではありませんが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳未勝利(1着)

2/3 美南W稍 馬なり
70.5 55.9 41.8 14.1 [8]

今回の最終追い切り:フローラステークス

4/21 美南W良 馬なり
71.8 56.5 42.3 14.3 [7]

今週は輸送を考慮したため、サッと流す程度の調整です。
全体時計は引き続き平凡で、直線も14.3秒と失速ラップを刻んでいます。
先週も動きはイマイチでしたし、仕上がりはマズマズといったところでしょう。


パープルレディー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wを中心に追われています。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしており、意欲的に追われる傾向があります。
併走馬には遅れることもありますが、結果は出ているので特に心配はいらないです。

攻め動くタイプの馬ではないので、直線も13秒台の時計が多く、失速ラップも多い傾向があります。
そのため、時計だけで判断するのは危険な一頭です。
久々の前走は昇級戦で見事快勝しています。
今走はひと叩きした上積みも見込めますし、重賞でもしっかり動けていれば押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:ゆりかもめ賞(1着)

1/27 美南W稍 一杯
68.8 54.0 40.3 13.1 [4]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のエイムトゥルーと併せて、外を0.6秒先行して0.6秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フローラステークス

4/14 美南W稍 強め
67.0 52.0 37.9 12.0 [3]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のクールキャットと併せて、外を0.8秒先行同入しました。
今週は終い重点に追われると、抜群の反応で12.0秒の好時計をマーク。
日曜日も終い12秒台の時計を出していますし、いつも13秒台の時計が多いので、普段と比べても直線の伸びは優秀です。
折り合いもスムーズですし、乗り込み量も十分で、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ゆりかもめ賞(1着)

2/3 美南W稍 強め
68.1 52.8 39.3 13.5 [3]

強めに追われた3歳未勝利のラロワイヤルと併せて、内を0.8秒追走して0.1秒遅れました。

今回の最終追い切り:フローラステークス

4/21 美南W良 馬なり
66.9 52.0 37.8 12.2 [2]

強めに追われた古馬3勝のエイムアンドエンドと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めの調整でしたが、絶好の動きを見せています。
行きっぷりは抜群で、加速すると直線は12.2秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、前走時以上に良い動きを見せています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと見て良いでしょう。


ユーバーレーベン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

調教が行われるのは日曜日と水曜日で、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れる傾向がありますが、最終追い切りで同入できているレースでは好成績を残しています。
今走も最終追い切りで併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

また、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
比較的直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒台の時計を出して折り合いもついていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
勝ちきれないレースが続きますが、前走はG1阪神JFで3着に好走していますし、前走のG3フラワーCも3着と安定した成績を残しています。
今走はひと叩きした上積みも見込めるので、仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フラワーカップ(3着)

3/10 美南W良 一杯
68.6 53.2 39.0 12.4 [8]

一週前追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのウインマリリンと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:フローラステークス

4/14 美南W稍 一杯
67.7 53.1 39.3 12.1 [6]

一週前追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のアップストリームと併せて、内を0.8秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われると、力強い反応で直線は12.1秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も優秀で、折り合いがついているのも好感が持てます。
併走馬にもあっさり先着していますし、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フラワーカップ(3着)

3/17 美坂良 馬なり
53.4 39.0 25.3 12.4

最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のアサマノイタズラと併せて、0.3秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:フローラステークス

4/21 美坂良 馬なり
52.6 38.5 25.2 12.6

最終追い切りは嶋田騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのゴルトマイスターと併せて、0.4秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで自己ベストを更新。
直線も12.6秒の鋭い伸び脚で、併走馬を楽に圧倒しています。
折り合いもスムーズで、仕上がりは万全です。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。