フラワーカップ2021 追い切り情報

フラワーカップ2021 追い切り情報

フラワーカップ2021 追い切り情報


3月20日(土)中山芝1800m

イズンシーラブリー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wでと美浦坂路で馬なり中心に追われています。
プール調教を併用していますが、まだ若いので特に心配はいらないでしょう。
水曜追いは美浦南Wで追われ、一週前追い切りは併せ馬で気合付けをする傾向があります。

攻めは動くタイプの馬ではありませんが、一週前追い切りで併走馬に遅れを取るようなら注意が必要ですよ。
前走は初重賞で5着に敗れましたが、1着とは0.2秒差でしたし、出遅れ分もあったので着順以上の差は感じないです。
3戦目でこの成績なら優秀ですし、今走も仕上がり万全なら楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:クイーンカップ(5着)

2/3 美南W稍 馬なり
69.5 54.9 40.4 14.0 [5]

馬なりに追われた3歳未勝利のオセアダイナスティと併せて、内を1.0秒追走して1.0秒遅れました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/10 美南W良 馬なり
66.6 52.3 38.9 12.6 [8]

馬なりに追われた古馬2勝のディサーニングと併せて、外を0.4秒先行して0.2秒先着しました。
今走もプール調教を併用しながら馬なり中心に追われています。
いつも通り一週前追い切りは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはしっかり先着できています。
行きっぷりも抜群で、直線も12.6秒と優秀です。
折り合いもついていますし、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:クイーンカップ(5着)

2/10 美南W良 馬なり
68.9 52.9 38.5 12.8 [4]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美南W良 馬なり
68.6 52.9 38.7 13.5 [6]

最終追い切りは三浦騎手が騎乗しての調教です。
今週も軽めの調整でしたが、ラストは13.5秒と失速しています。
ただ、傾向としても失速ラップを出す馬なので、そこまでマイナスとして捉えなくて大丈夫です。
むしろ失速ラップの時の方が好走率が高いので、注意が必要ですよ。
全体時計はこの馬なりに優秀ですし、先週も良い動きを見せていたので、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。


オメガロマンス 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

今走で2本目のため、新馬戦の内容から追い切り傾向を見ていきたいと思います。
水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、一週前追い切りまでは美浦南Wで馬なり中心に追われています。
また、最終追い切りは美浦坂路で追われ、終い重点に追われる傾向があります。

併走馬には前走時も遅れを取っていないので、今走も併走馬に遅れを取るようなら注意が必要です。
最終追い切りは終い重点に追われたこともありますが、ラストは11.8秒の時計を出しているので、意欲的に追われた時は時計もチェックしておきましょう。
折り合いもスムーズなら、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
今走は相手のレベルが上がりますが、距離延長はプラスですし、前走のような末脚を発揮できれば楽しみですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:3歳新馬(1着)

1/6 美南W良 馬なり
67.9 52.9 39.9 13.3 [4]

一杯に追われた新馬のフロスティクォーツと併せて、内を1.0秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/10 美南W良 強め
66.3 51.1 37.4 12.8 [4]

一週前追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳1勝のロードエクレールと併せて、内を1.0秒追走して0.2秒先着しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、力強い反応で自己ベストと同等の時計を叩き出しています。
直線は若干失速しましたが、12.8秒なら優秀です。
併走馬にもあっさり先着しましたし、仕上がりは順調です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:3歳新馬(1着)

1/13 美坂良 強め
53.3 38.2 24.2 11.8

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた新馬のイディオムと併せて、0.4秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美坂良 馬なり
53.7 38.9 25.2 12.3

最終追い切りは横山武史騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた古馬2勝のハルワタートと併せて、0.3秒追走して0.2秒先着しました。
先週意欲的に追われた分、今週は軽めの調整でしたが、引き続き軽快な動きを見せています。
行きっぷりは抜群で、加速すると終い12.3秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、仕上がりは万全です。


クールキャット 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦南Wで追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをしています。
また、水曜追いは直線強めに追われることが多く、ラスト1Fで好時計を出すようなら軽視は禁物ですよ。
併走馬には格上でも先着しているので、今走も遅れるようなら注意が必要です。

毎回直線はしっかり伸びていますし、終い重点に追われて12秒前半の時計なら仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
持続力のあるタイプなので、距離延長は全く問題ないと思います。
重賞では中々結果を残せていませんが、ひと叩きして上積みが見込めるようなら押さえておきたい一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:フェアリーステークス(10着)

12/31 美南W良 一杯
67.8 52.5 39.6 13.0 [4]

一杯に追われた3歳未勝利のホープケツァールと併せて、内を1.6秒追走して0.2秒先着しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/10 美南W良 強め
66.7 51.1 37.4 12.2 [4]

一週前追い切りは田辺騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳1勝のアジアノジュンシンと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週は強めに追われると力強い反応で、終い12.2秒の鋭い伸び脚を見せています。
全体時計も優秀で、折り合いがついているのも好感が持てます。
一週前追い切りで10本目と乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好です。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:フェアリーステークス(10着)

1/7 美南W良 強め
52.0 37.8 12.7 [5]

最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のヴェイルオブナイトと併せて、内を1.7秒追走して1.8秒先着しました。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美南W良 馬なり
69.1 54.2 39.9 12.8 [4]

最終追い切りは丸田騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳未勝利のサトノミューズと併せて、内を0.4秒追走して0.6秒先着しました。
今週はサッと流す程度の内容でしたが、軽快なフットワークで直線は12.8秒の好時計を叩き出しています。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てますし、意欲的に追われた先週は良い動きを見せています。
乗り込み量も申し分なく、態勢は整ったと考えて良いでしょう。


ユーバーレーベン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

調教が行われるのは日曜日と水曜日で、基本的に併せ馬で気合付けをしています。
併走馬には遅れる傾向がありますが、最終追い切りで同入できているレースでは好成績を残しています。
今走も最終追い切りで併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

また、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われる傾向があります。
比較的直線は伸びるタイプの馬で、終い12秒台の時計を出して折り合いもついていれば仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
勝ちきれないレースが続きますが、前走はG1阪神JFで3着に好走していますし、芝1800mも実績があります。
久々にはなりますが、態勢が整えば楽しみな一頭です。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:阪神JF(3着)

12/2 美南W良 強め
67.0 52.5 38.9 12.0 [6]

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳オープンのドゥラモンドと併せて、内を1.4秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/10 美南W良 一杯
68.6 53.2 39.0 12.4 [8]

一週前追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬オープンのウインマリリンと併せて、内を0.6秒追走して0.2秒遅れました。
今週は一杯に追われて直線は12.4秒と力強い反応を見せていますが、全体時計は平凡です。
併走馬にも追走したとはいえ、遅れをとっているのも気になります。
乗り込みは十分で、折り合いもついてはいますが、仕上がりはマズマズといったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神JF(3着)

12/9 美坂良 馬なり
52.9 38.6 25.1 12.5

強めに追われた古馬1勝のヴィズサクセスと併せて、0.5秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美坂良 馬なり
53.4 39.0 25.3 12.4

最終追い切りは丹内騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のアサマノイタズラと併せて、0.3秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.4秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、折り合いがついているのは好感が持てます。
乗り込み量も十分で、仕上がりは良好です。


レーヴドゥラプレリ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は美浦坂路で馬なり中心に追われ、水曜追いは併せ馬で気合付けをする傾向があります。
併走馬には追走する形でも同入することが多いので、今走も格上でも遅れを取るようなら注意が必要です。
時計は出るタイプの馬ではありませんが、直線は毎回鋭い伸びを見せています。

しっかり加速ラップを刻んだ調整で、終い12秒台の時計を出すようなら仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
ひとレース毎に力をつけていて、前走はやっと未勝利戦で勝利しました。
まだ出遅れなどの不安材料はありますが、良化は見込めますし、今走はどこまでやれるかといったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:2歳未勝利(1着)

12/2 美南W良 馬なり
68.4 53.5 39.4 12.0 [2]

一週前追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた2歳1勝のアドマイヤハレーと併せて、内を0.8秒追走同入しました。

今回の一週前追い切り:フラワーカップ

3/11 美南W良 強め
67.1 52.9 38.9 13.3 [4]

一週前追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた3歳1勝のスペシャルドラマと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、ラストは13.3秒と伸びはイマイチです。
ただ、全体時計は優秀で、自己ベストを大きく更新しています。
併走馬にも追走同入できていますし、仕上がりは悪くなさそうですね。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:2歳未勝利(1着)

12/9 美坂良 馬なり
54.1 39.0 25.3 12.7

最終追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬1勝のディスモーメントと併せて、0.5秒先行同入しました。

今回の最終追い切り:フラワーカップ

3/17 美坂良 馬なり
53.7 39.7 26.2 12.9

最終追い切りは丸山騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬2勝のアドマイヤデルタと併せて、0.3秒追走同入しました。
今週はサッと流す程度の調整でしたが、軽快動きで前走時出した自己ベストを更新しています。
直線も12秒台の好時計を出していますし、しっかり加速ラップを刻んだ調整ができています。
併走場にもあっさり追走同入し、このひと追いで態勢は整ったと考えて良いでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。