中山記念2021 追い切り情報
中山記念2021 追い切り情報
2月28日(日)中山芝1800m
クラージュゲリエ 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段は一週前追い切りで強めに追われ、最終追い切りで軽く調整する傾向があります。
基本的に併せ馬で調教されていて、一週前追い切りでは併走馬に遅れることもありますが、最終追い切りでしっかり同入するようなら押さえておくのが良いでしょう。
一週前追い切りも意欲的に追われて、6F81秒台の時計が出ていれば優秀です。
気性は激しいですが、能力はある馬です。
重賞でもそこまで悪い結果は残してないですし、近走も安定した成績を残しています。
レース毎に成長は感じるので、ひと叩きした今走も楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:日経新春杯(3着)
1/7 栗CW良 一杯
83.4 67.9 53.5 39.1 12.8 [6]
一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
強めに追われた3歳1勝のディープモンスターと併せて、内を0.8秒追走して0.8秒遅れました。
今回の一週前追い切り:中山記念
2/17 栗CW重 一杯
83.2 66.8 52.2 38.3 12.8 [5]
一週前追い切りは荻野極騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬オープンのアイスバブルと併せて、内を0.8秒追走してクビ差先着しました。
いつも通り今週は一杯に追われると、力強い動きで併走馬を楽に圧倒しています。
直線で若干失速したのは気になりますが、全体時計は優秀です。
乗り込みも十分で、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:日経新春杯(3着)
1/14 栗CW良 一杯
83.5 67.8 52.7 38.7 12.8 [7]
最終追い切りは水口騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬3勝のシルヴァーソニックと併せて、内を0.9秒追走して0.5秒遅れました。
今回の最終追い切り:中山記念
2/24 栗CW良 一杯
85.4 68.1 53.2 39.3 12.7 [7]
最終追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教です。
馬なりに追われた古馬3勝のサンラモンバレーと併せて、内を0.4秒追走して0.1秒遅れました。
今週はやや抑えめでしたが、一杯に追われて直線は12.7秒の好時計を叩き出しています。
併走馬に遅れたのは気になりますが、折り合いがついているのは好感が持てます。
乗り込みも十分ですし、仕上がりは良好と考えていいでしょう。
トーセンスーリヤ 追い切り評価:A
1.この馬の追い切り傾向
普段は美浦南Wで馬なり中心に追われています。
一週前追い切りか最終追い切りは意欲的に追われることもありますが、直線の伸びを確かめる内容が多いです。
比較的攻めは動くタイプの馬で、馬なりでも4F50秒台の時計が出ていれば優秀です。
折り合いもついていて、ラストも12秒台の時計なら問題なら、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走は不振が続きますが、3走前は新潟大賞典を快勝しています。
G2ではまだ結果を残せていませんが、徐々に良化が見られるので、今走も仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:札幌記念(6着)
8/12 美南W良 一杯
65.4 50.8 37.5 12.3 [7]
一杯に追われた古馬オープンのリュウノユキナと併せて、外を0.8秒先行して0.4秒先着しました。
今回の一週前追い切り:中山記念
2/17 美南W稍 一杯
65.3 51.8 38.8 12.5 [3]
今週は直線の伸びを確かめる内容でしたが、先週以上の好時計をマーク。
追われた反応も良好で、直線も12.5秒の鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、前走時よりも動きは良化しています。
乗り込みも十分で、仕上がりは良好です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:札幌記念(6着)
8/19 札幌ダ良 一杯
66.0 50.8 36.4 12.5 [5]
最終追い切りは横山和生騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:中山記念
2/24 美坂良 一杯
52.5 38.5 24.5 11.9
今週は坂路で強めに追われると、力強い反応で終い11.9秒の好時計をマーク。
全体時計も優秀で、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
先週の動きも良かったですが、今週は更に反応が良化しています。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは万全です。
バビット 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
プール調教を併用しながらの調整ですが、特に心配はいらないです。
普段は一週前追い切りで強めに追われ、最終追い切りで軽めに調整される傾向があります。
実戦を意識した調整が行われるのは一週前追い切りなので、好時計を出すようなら仕上がりは順調と見て良いでしょう。
近走は不振が続きますが、3走前はG2セントライト記念を制して見事4連勝を決めています。
G1レースでは能力が通じませんでしたが、G2ならどこまでやれるかと言ったところでしょう。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:有馬記念(13着)
12/16 栗坂良 一杯
54.5 39.8 25.4 12.4
一週前追い切りは中村将之騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:中山記念
2/17 栗坂重 一杯
52.5 38.2 24.9 12.6
一週前追い切りは中村将之騎手が騎乗しての調教です。
今週は一杯に追われると、力強い反応を見せていて、重馬場でも自己ベストと同等の時計を叩き出しています。
失速ラップを刻んでいるのは気になりますが、軽快なフットワークで引き続き好調と考えていいでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:有馬記念(13着)
12/23 栗坂良 馬なり
55.6 40.9 26.3 13.1
今回の最終追い切り:中山記念
2/24 栗坂良 馬なり
55.3 40.5 26.1 12.7
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
全体時計は平凡でしたが、行きっぷりは良好で、終い12.7秒の好時計をマーク。
いつもは馬なり調教だと直線で13秒台の時計が掛かっていましたが、今週は12秒台を出しているのは好感が持てます。
折り合いもスムーズで、態勢は整ったと考えていいでしょう。
ヒシイグアス 追い切り評価:A
1.この馬の追い切り傾向
普段は美浦坂路と美浦南Wで乗り込まれ、水曜追いはウッドチップコースで追われています。
基本的に水曜追いは併せ馬で気合付けをしていて、併走馬にはいつも先着をしています。
遅れるレースでも結果は残していますが、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
比較的時計は出るタイプの馬ではありますが、直線は失速する傾向があります。
全体時計が優秀なら仕上がりは良好と考えていいでしょう。
ひとレース毎に力をつけていて、前走はG3中山金杯を快勝して見事3連勝を達成。
今走は相手のレベルが上がりますが、更に良化が見込めるようなら軽視禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:中山金杯(1着)
12/23 美南W良 強め
67.5 53.2 38.8 12.7 [2]
馬なりに追われた古馬2勝のブーザーと併せて、内を0.2秒先着しました。
今回の一週前追い切り:中山記念
2/18 美南W良 強め
67.0 52.2 38.9 12.5 [3]
一杯に追われた古馬3勝のサクラトゥジュールと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
今週は終い重点に追われる内容でしたが、前走時と比べても動きは良化しています。
追われた反応も抜群で、終い12.5秒の好時計をマーク。
併走馬にも同入できていますし、加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と考えていいでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:中山金杯(1着)
12/30 美南W稍 馬なり
65.1 50.7 37.8 12.7 [3]
強めに追われた古馬2勝のヴィクターバローズと併せて、内を1.2秒追走して0.2秒先着しました。
今回の最終追い切り:中山記念
2/24 美南W良 馬なり
68.5 53.5 39.6 12.6 [2]
馬なりに追われた3歳1勝のエスコバルと併せて、内を0.4秒追走同入しました。
今週は軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで終い12.6秒の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、併走馬を楽に追走同入しています。
折り合いもついていますし、乗り込み量も十分で、態勢は整ったと見ていいでしょう。
ビターエンダー 追い切り評価:B+
1.この馬の追い切り傾向
普段は美浦南Wで追われています。
一週前追い切りと最終追い切りは意欲的な調整が多く、終い重点に追われる傾向があります。
比較的一週前追い切りに実戦を意識した調教が行われるので、一週前追い切りの動きには注目です。
毎回折り合いもついていますし、今走も加速ラップを刻んだ調整なら仕上がりは順調と考えていいでしょう。
近走はオープン戦でも結果を残せていませんが、昨年はG3共同通信杯で3着した実績があります。
今走も相手のレベルが上がるので、能力が通用するかは微妙なところですが、良化次第では注意したい一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:白富士ステークス(6着)
1/20 美南W良 一杯
68.5 54.1 39.6 12.7 [5]
一週前追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた古馬1勝のグレルグリーンと併せて、内を0.8秒追走同入しました。
今回の一週前追い切り:中山記念
2/17 美南W稍 一杯
68.7 53.6 39.4 13.0 [4]
一杯に追われた3歳未勝利のタイガースネークと併せて、内を0.3秒追走して1.0秒先着しました。
今週は一杯に追われましたが、全体時計は平凡で、直線も13秒とイマイチです。
折り合いがついているのは好感が持てますが、仕上がりはマズマズと言ったところでしょう。
最終追い切りの動きに期待したいですね。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:白富士ステークス(6着)
1/27 美南W稍 強め
69.6 54.0 40.0 12.9 [8]
最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:中山記念
2/24 美南W良 馬なり
66.7 52.1 38.9 12.8 [5]
最終追い切りは津村騎手が騎乗しての調教です。
一杯に追われた3歳未勝利のタイガースネークと併せて、内を0.6秒追走して0.4秒先着しました。
先週ビッシリ追われた分、今週は軽めに追われています。
先週よりも動きは良化していて、加速すると終い12.8秒の好時計をマーク。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
②調教タイムだけでの判断はNG
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。