京都金杯2021 追い切り情報

京都金杯2021 追い切り情報

京都金杯2021 追い切り情報


1月5日(火)中京芝1600m

シュリ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で追われていて、一週前追い切りで意欲的に追われる傾向があります。
最終追い切りはサッと流す程度ですが、直線で速い時計を出すようなら優秀です。
全体時計は平凡ですが、折り合いがスムーズなら仕上がりは順調と考えていいでしょう。

今走が初重賞にはなりますが、前走は昇級戦で見事快勝。
ひとレース毎に力はつけていますし、仕上がり万全なら軽視は禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:リゲルステークス(1着)

12/2 栗坂良 一杯
51.3 37.7 24.3 12.1

一週前追い切りは荻野極騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都金杯

12/27 栗坂良 馬なり
56.2 40.6 26.3 13.2

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:リゲルステークス(1着)

12/9 栗坂良 馬なり
55.8 40.0 25.9 12.5

最終追い切りは武豊騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都金杯

12/31 栗坂不 一杯
51.4 37.9 24.6 11.9

今走はレース間隔が短いため、最終追い切りで2本のみの調教ですが、今週は意欲的に追われていて、前走時の疲れは感じません。
追われた反応も良好で、直線は11秒台の好時計を叩き出しています。
全体時計も優秀ですし、しっかり加速ラップを刻んだ調教ができています。
引き続き動きは軽快で仕上がりは良好です。


ケイアイノーテック 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

毎回乗り込み量は少ないですが、一週前追い切りと最終追い切りは意欲的に追われることが多いです。
また、坂路コースで強めに追われて全体時計50秒台が出ることもありますが、攻め動くタイプの馬なので過信禁物です。
近走も調教時の動きの割に本番では結果が出ていません。

気配が変わらないようなら、調教時計が良くても注意が必要ですよ。
ただ、直線は伸びる馬なので、仕上がり万全なら直線一気で馬券に絡む可能性はありそうですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ(13着)

11/11 栗坂良 強め
50.7 37.4 24.8 12.5

今回の一週前追い切り:京都金杯

12/23 栗坂良 馬なり
53.5 38.8 25.6 12.9

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ(13着)

11/18 栗坂良 馬なり
54.9 39.3 24.6 11.9

最終追い切りは藤懸騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都金杯

12/30 栗坂重 馬なり
54.5 39.6 25.2 12.3

最終追い切りは藤岡佑介騎手が騎乗しての調教です。
今走は馬なり中心に追われましたが、相変わらず直線の伸びは良好です。
今週も行きっぷりは良好で、終い12.3秒の好時計をマーク。
折り合いがついているのも好感が持てます。
早い時計は出ていませんが、仕上がりは順調と見ていいでしょう。


タイセイビジョン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースでの調整が多く、毎週意欲的に追われています。
強めに追われる割に時計は平凡ですが、ラストは12秒台の鋭い伸び脚を見せています。
今走も折り合いのついた調教ができていれば、仕上がりは順調と見て良いでしょう。

近走は中々結果を残せていませんが、NHKマイルカップでは4着に好走しています。
3歳時はマイル戦で結果を残せていますし、マイル適性は十分です。
あとは古馬相手にどこまでやれるかと言ったところでしょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:マイルチャンピオンシップ(14着)

11/11 栗CW良 一杯
82.4 68.1 53.6 39.7 12.5 [6]

今回の一週前追い切り:京都金杯

12/23 栗CW良 一杯
51.7 37.2 12.1 [8]

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンシップ(14着)

11/18 栗CW良 一杯
52.3 37.9 11.9 [6]

今回の最終追い切り:京都金杯

12/30 栗CW重 一杯
52.6 37.4 12.0 [4]

今走は2週連続でビッシリ追われています。
2週とも力強い動きを見せていますし、前走時の疲れは感じないです。
先週は全体時計も優秀で、前走時よりも上積みが見込めます。
折り合いもついていますし、仕上がりは良好です。


ピースワンパラディ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は坂路コースで追われていますが、一週前追い切りと最終追い切りはウッドチップコースで追われています。
一週前追い切りは意欲的に追われて、最終追い切りは軽めに追われる傾向があります。
特に一週前追い切りは長めに追われて実戦を意識した調整が多いので、一週前追い切りの動きには注意が必要ですよ。

青葉賞以降は重賞レースで結果を残せていませんが、前走はオープン戦で2着に1馬身差の圧勝をしています。
マイル戦は過去6戦走って連対率は100%ですし、得意のマイルなら重賞でも楽しみです。
今走は重賞にはなりますが、仕上がり万全なら押さえておきましょう。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:キャピタルステークス(1着)

11/19 美南W良 強め
81.8 66.3 51.6 38.0 12.9 [6]

馬なりに追われた新馬のロジローズと併せて、内を1.2秒追走して0.2秒遅れました。

今回の一週前追い切り:京都金杯

12/24 美南W良 強め
82.8 66.8 52.5 39.2 13.2 [4]

馬なりに追われた2歳1勝のヴェイルネビュラと併せて、外を1.2秒先行同入しました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:キャピタルステークス(1着)

11/25 美南W稍 馬なり
69.8 53.7 39.2 13.0 [6]

馬なりに追われた2歳未勝利のシュバルツカイザーと併せて、内を0.4秒追走して0.4秒遅れました。

今回の最終追い切り:京都金杯

1/2 美坂良 末強め
56.1 40.4 25.6 11.8

先週は強めに追われて格下の併走馬に差を縮められる内容でしたが、今週の水曜追いは3歳1勝の併走馬に0.4秒追走同入できているのは好感が持てます。
ひと追いごとに状態は良化していて、今週は終い重点に追われるとラストは11.8秒の力強い伸び脚。
全体時計も自己ベストに近いですし、直線の伸びはいつも以上に優秀です。
折り合いもスムーズで、態勢は整ったと考えていいでしょう。


ラセット 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路で馬なり中心に追われています。
乗り込み量は比較的多いですが、レース直前のみ意欲的な調教が多いです。
直線の伸びは毎回優秀で、今走も12秒台の時計が出ていれば仕上がりは順調と考えていいでしょう。

毎回折り合いもついていますし、加速ラップを刻むようなら軽視は禁物ですよ。
前走はオープン戦で8着に敗れましたが、馬場や展開が合わなかったのが敗因です。
実績を見てもG3なら好走実績がありますし、ひと叩きして上積みが見込める今走は改めて期待したいですね。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:リゲルステークス(8着)

12/3 栗坂良 一杯
52.6 37.7 24.1 12.1

一週前追い切りは加藤祥太騎手が騎乗しての調教です。

今回の一週前追い切り:京都金杯

12/30 栗坂重 強め
54.8 40.3 26.4 12.9

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:リゲルステークス(8着)

12/9 栗坂良 一杯
52.1 38.3 25.0 12.4

今回の最終追い切り:京都金杯

1/3 栗坂良 馬なり
55.9 40.9 26.0 12.2

先週は強めに追われて終い12秒台の好時計をマーク。
全体時計は平凡でしたが、直線の伸びは優秀です。
今週もサッと流す程度の内容で、ラストは12.2秒の力強い伸び脚を見せています。
折り合いもついていますし、引き続き好調と見ていいでしょう。


レッドガラン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

普段は栗東坂路中心に乗り込まれ、併せ馬で気合付けすることが多いです。
ただ、併走馬に遅れたレースでは、好走率が下がる傾向があります。
格上でも一週前や最終追い切りで、併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。

今年は本格化して、調教の動きも良好です。
重賞レースでは結果を残せていませんが、安定した成績は残しています。
オープン戦では好走していますし、上積みが見込めるようなら軽視禁物ですよ。

2.一週前追い切り

前走時の一週前追い切り:リゲルステークス(3着)

12/2 栗坂良 一杯
53.0 38.5 25.1 12.3

一杯に追われた古馬オープンのレッドルゼルと併せて、0.7秒先行同入しました。

今回の一週前追い切り:京都金杯

12/30 栗坂重 一杯
53.7 38.7 25.0 12.8

一杯に追われた古馬2勝のスワーヴシャルルと併せて、0.4秒遅れました。

3.最終追い切り

前走時の最終追い切り:リゲルステークス(3着)

12/9 栗坂良 強め
51.9 37.7 24.8 12.3

最終追い切りは斎藤騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:京都金杯

1/2 栗坂良 馬なり
54.2 38.6 24.8 12.0

最終追い切りは北村友一騎手が騎乗しての調教です。
先週は一杯に追われましたが、追われた割に反応はイマイチで、併走馬にも遅れています。
ただ、今週は軽めの調整で、直線も12秒の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
行きっぷりも良好で、このひと追いで仕上がったと考えていいでしょう。

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

  坂道になっているコースで調教を行います。 レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。  

①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。 坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。 坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。 この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。 この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。 坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。 特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。 この競馬場では、坂路調教馬が強いです。

ウッドチップ調教

  ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。 木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。 基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。  

①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。 坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、 坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。 同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。 しかし、それだけで判断するのは危険です。 1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。 単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。

プール調教

  脚へ負担をかけず全身運動を行えます。 体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。 また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。  

①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。 怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。 レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。 また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。 ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。 レース間近でのプールは要注意です。