スプリンターズステークス2019 追い切り情報
スプリンターズステークス2019 追い切り情報
9月29日(日)中山芝1200m
ダノンスマッシュ 追い切り評価:B+
栗東坂路コースで馬なり中心に調教されており、一週前追い切りか最終追い切りのどちらかで一杯に追われる傾向があります。
また、水曜追いは基本的に騎手騎乗のもと調教が施されており、比較的攻め動くタイプの馬なので毎回好時計を叩き出しています。
中でも一週前追い切りで好時計を出しているレースでは、成績も良好なので、実戦を意識した一週前追い切りの動きは要チェックですね。
また、軽めに流す最終追い切りでも折り合いのついた調教ができていれば仕上がりは良好と見て良いでしょう。
休み明けの動きも良好で近走も進路を確保すると鋭い伸び脚で差し切り勝ち。
前走のG3キーンランドカップでは苦しい流れでも力強い伸び脚で見事快勝しており、ひと叩きして上積みが見込める今走も楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:キーンランドカップ(1着)
8/14 札幌芝良 馬なり
77.7 62.6 48.6 35.2 11.5 [7]
馬なりに追われた古馬2勝のプレイヤーサムソンと併せて、外を1.7秒追走して0.6秒先着しました。一週前追い切りは団野騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/19 栗坂良 強め
52.5 38.1 24.5 12.0
全体時計はこの馬なりに平凡ですが、終い重点に追われてラスト1Fは12.0秒の好時計をマーク。
行きっぷりは良好でしっかり加速ラップを刻んだ調教ができています。
プール調教を併用していますが、特に心配はなさそうで、最終追い切りで態勢が整えば今走も楽しみな一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:キーンランドカップ(1着)
8/21 札幌芝稍 馬なり
67.9 52.3 37.5 11.5 [7]
最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗坂良 馬なり
52.3 37.3 24.0 12.0
最終追い切りは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りで強めに追われた分、今週は軽めに流した程度の調整。
それでも行きっぷりは抜群で終い12秒の好時計をマーク。
ひと追い毎に状態は良化しており、折り合いもスムーズで態勢は整ったと見て良いでしょう。
タワーオブロンドン 追い切り評価:B+
普段の調教は美浦坂路コースで馬なり主体の調教です。
一週前追い切りか最終追い切りに併せ馬で気合いづけをすることが多く、併走馬に遅れをとっていなければ問題はなさそうです。
仕上がりは毎レース良好ですし、一週前追い切りに折り合いのついた調教ができていれば、順調と考えていいでしょう。
休養明けでも一発目から走れる馬で、久々でも軽快な動きをしていれば軽視禁物です。
近走はひとレース毎に力をつけており、キーンランドカップを叩くと続くG2セントウルSはレコード勝ち。
前走はG1馬がいた中での圧勝だったので、ひと叩きした今走も仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:セントウルステークス(1着)
一週前追い切りは行われていませんでした。
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/19 美坂重 馬なり
59.4 43.3 28.7 14.5
日曜追いに続いて2本目の調教ですが、15-15で2日連続調整されており、軽快なフットワークを見せています。
馬体張りも良好で特にデキ落ちは見られません。
2戦叩いて状態は上向いており、引き続き気配は良好です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:セントウルステークス(1着)
9/4 美南W良 馬なり
70.0 54.5 40.2 13.2 [5]
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 美南W稍 馬なり
68.9 53.2 39.5 12.7 [8]
最終追い切りは北村宏司騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今走時も馬なり中心の調教で、最終追い切りで6本目の調整。
今週は外を回って前走時以上の時計を叩き出しています。
ラストの伸び脚も鋭く、引き続き好調キープと考えて良いでしょう。
ディアンドル 追い切り評価:A
普段は栗東坂路で馬なり中心の調教が行われています。
攻め動くタイプの馬ではないので、調教では時計を出していませんが、ラストは12秒台の鋭い伸び脚を見せています。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができているので、ラスト1Fで遅くなるようなら注意が必要ですね。
新馬戦では2着に敗れたものの、重賞の葵ステークスを制して5連勝。
前走のG3北九州記念でも2着に好走しており、7戦走って連対率は100%の実績を誇ります。
今走は相手のレベルが上がりますが、引き続き好調キープなら軽視禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:北九州記念(2着)
8/7 栗坂良 馬なり
55.2 38.1 23.7 11.5
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/19 栗坂良 馬なり
55.3 38.0 23.8 11.8
一週前追い切りで4本目の乗り込み。
今週は前走時と同様に終い11秒台の好時計をマーク。
行きっぷりも良好で叩いた上積みが見込めます。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調と見て良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:北九州記念(2着)
8/14 栗坂良 馬なり
56.9 39.4 24.9 12.3
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗坂良 馬なり
52.4 36.9 23.6 11.7
今週も馬なり調教ではありましたが、軽快なフットワークで活気十分です。
直線の伸び脚も鋭く、前走叩いた上積みが見込めます。
さらに自己ベストを0.3秒縮める動きを見せており、3週連続で終い11秒台の好時計を出しているのも好感が持てます。
初G1でも万全に仕上がった今走は軽視禁物ですよ。
ファンタジスト 追い切り評価:A
レース間隔が空いている時は、2週前追い切りから強めの調教を行なっています。
坂路コースを中心に調整されており、ビッシリ追われている時は終い11秒台の時計を出しています。
攻めの調教で終い11秒台の脚を使うようなら、仕上がりは順調と見て良いでしょう。
今年はG1レースで2連続13着、G3北九州記念でも14着と不振が続きますが、距離短縮して2戦目のG2セントウルSで見事2着に好走。
短距離戦では良い脚を使えているので、2戦叩いて上積みが見込める今走も仕上がり万全なら十分やれそうですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:セントウルステークス(2着)
一週前追い切りは行われていませんでした。
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/19 栗坂良 強め
50.1 37.0 24.0 11.9
今週が一本目の乗り込みとなりますが、終い重点にやれており前走時の疲れは感じません。
追われた反応も抜群で終い11秒台の好時計を叩き出しています。
レース間隔は短いですが、力強いフットワークで引き続き気配は良好です。
最終追い切りで万全に整えば押さえておきたい一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:セントウルステークス(2着)
9/4 栗坂良 一杯
49.8 36.3 23.8 12.0
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗坂良 一杯
52.2 37.6 24.2 11.9
一週前追い切りに続いて今週も一杯に追われ、終い11.9秒の好時計をマーク。
先週と比べると時計は出ていませんが、レース間隔が短い中、意欲的な攻めの調教ができているのは好感が持てます。
折り合いもついていますし、引き続き好調キープと見て良いでしょう。
近走は不振が続いていましたが、1200mなら一発注意したい一頭です。
ミスターメロディ 追い切り評価:未定
普段は馬なり中心の調教ですが、最終追い切りに終い重点に追われることが多いです。
攻め駆けするタイプの馬で、時計はCW、坂路コースで4F51秒台が出ていれば問題はないでしょう。
また、久々の出走よりも叩き良化型の馬なので、間隔が空いている時は注意が必要ですが、一度使って状態が上向いていれば、阪神カップのように好走が期待できます。
また、過去のレースを見てみると3着以内を外したレースでは、一週前追い切りに併走馬に遅れていましたので、本番近くの調教で併せ馬に遅れるようなら気をつけたほうが良いかもしれませんね。
芝1200mはG1高松宮記念で快勝しており、距離適性は問題ないでしょう。
前走は8着に敗れましたが、ひと叩きして状態が上向けば軽視禁物です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:セントウルステークス(8着)
8/28 栗CW稍 一杯
51.8 36.6 11.7 [5]
一週前追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
一週前追い切りは行われていませんでした。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:セントウルステークス(8着)
9/5 栗芝稍 馬なり
63.6 48.2 34.7 11.5 [4]
最終追い切りは福永騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗芝良 馬なり
62.3 46.7 33.8 11.7 [2]
最終追い切りは福永騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
最終追い切りで2本目の調整。
時計の出やすい芝コースではありましたが、動きは悪くなく自己ベストと同等の時計を叩き出しています。
判断が難しい馬ですが、久々の前走を叩いた上積みは見込めます。
休養前には高松宮記念(G1)を制しており、能力は高い馬なので軽視は禁物ですよ。
リナーテ 追い切り評価:A
一週前追い切りと最終追い切りは攻めの調教が多く、最終追い切りはレース間隔が短くても強めに調整する傾向があります。
最終追い切りを馬なりで調整している時は、過去4戦中全て3着以内に入れていないので注意が必要ですよ。
また、併せ馬では遅れることもありますが、遅れている時の成績は悪いため、最終追い切りで併走馬に遅れていれば軸で狙うにはおすすめしません。
比較的攻め動くタイプの馬なので時計は出ますが、一杯に追われて全体時計52秒台までの時計を出していれば好調と考えて良いでしょう。
近走のように終いの伸び脚も12秒台前半で走れているようなら押さえておくのが良いですね。
今走はG1で相手のレベルも上がりますが、近走は重賞でも安定した成績を残しており、近走同様に仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:キーンランドカップ(3着)
8/14 函館W良 強め
69.2 53.7 39.3 13.1 [6]
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/18 栗坂良 馬なり
52.4 38.4 25.1 12.5
ひとレースごとに状態は良化しており、2週前追い切りでは栗東坂路で強めに追われ、全体時計49秒の猛時計で自己ベストを更新。
今週は軽めの調整でしたが、力強いフットワークでラストも鋭い伸び脚を見せています。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調と見て良いでしょう。
能力は高い馬で、叩いた上積みも見込めます。
今走は初G1で相手のレベルは上がりますが、最終追い切りで態勢が整えば軽視禁物ですよ。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:キーンランドカップ(3着)
8/21 函館芝稍 強め
50.5 37.0 11.4 [7]
馬なりに追われた新馬のユーメイドリームと併せて、外を1.4秒追走して0.2秒先着しました。
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗坂良 馬なり
53.0 38.3 24.9 12.4
最終追い切りでは三浦騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
先週が自己ベストを更新する抜群の動き。
今週は軽めの調整でしたが、軽快なフットワークで好時計をマーク。
終いの伸び脚も良好で、態勢は整ったと見て良いでしょう。
近走は安定した走りを見せており、G1でも押さえておきたい一頭です。
モズスーパーフレア 追い切り評価:B+
一週前追い切りで強めに調教されることが多く、最終追い切りは馬なりで調整されています。
いつもフットワークは軽快ですし、良く動いているので状態面での心配は特にいらないでしょう。
休み明けのレースも苦にしないタイプで、久々でも普段通りの動きなら押さえておくのが無難です。
近走はますます状態が上向いており、調教でもベストタイムを更新する動きを見せています。
G1高松宮記念は15着に敗れましたが、初G1ですしそこまで気にする必要はなさそうです。
ただ、前走のG3北九州記念では最後苦しくなって4着でしたので、大きな上積みがないようなら今走は様子見したい一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:北九州記念(4着)
8/7 栗坂良 馬なり
50.8 36.4 23.6 11.9
一杯に追われた古馬2勝のダノンスパークと併せて、0.3秒追走して0.6秒先着しました。
一週前追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/19 栗坂良 一杯
49.7 36.6 24.6 12.8
馬なりに追われたオープン馬のインディチャンプと併せて、0.7秒追走して0.6秒先着しました。
攻め駆けするタイプの馬ではありますが、今週はビッシリ追われ全体時計50秒を切る猛時計を叩き出しています。
ラストは遅くなりましたが、それでも12秒台の時計を叩き出しており、活気十分で前走叩いた上積みが見込めます。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:北九州記念(4着)
8/14 栗坂良 馬なり
51.9 37.4 24.5 12.4
最終追い切りは松若騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗坂良 強め
52.1 37.6 23.9 11.7
最終追い切りは松若騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りよりは押さえましたが、追われた時の反応は抜群で終い11秒台の好時計をマーク。
久々の前走は4着に敗れましたが、ひと叩きした今走は活気十分。
しっかり加速ラップを刻んだ調整で仕上がりは万全と考えて良いでしょう。
レッツゴードンキ 追い切り評価:B+
一週前追い切りと最終追い切りは攻めの調教が多く、一週前追い切りに時計の出す傾向があります。
坂路コースで4F49秒台を叩き出した昨年の高松宮記念では2着しており、一週前追い切りの動きは重要なポイントとなってきます。
ただ、近走はどうも反応が悪くなっており、昨年のヴィクトリアマイルから伸び脚がイマイチ。
能力はある馬なので安定感はありますが、成長がなければ入着は厳しいので、調教でも追われた時の反応はしっかりチェックしておく必要がありますね。
前走のヴィクトリアマイルは10着に敗れており、昨年と比べても能力は劣ります。
芝1200mの方が得意ではありますが、仕上がり万全でも軸で狙うには怖い一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:ヴィクトリアマイル(10着)
5/2 栗坂重 一杯
50.4 36.9 24.3 12.3
一週前追い切りは岩田康誠騎手が騎乗しての調教です。
今回の一週前追い切り:スプリンターズステークス
9/19 栗CW良 一杯
82.3 66.3 51.2 37.6 12.1 [9]
一週前追い切りは岩田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りで7本目の調教と順調に乗り込まれています。
今週はビッシリ追われ、外を回ったにも関わらず全体時計82秒台の好時計をマーク。
追われた反応も抜群で仕上がりは順調と見て良いでしょう。
最終追い切りでも好調キープなら軽視禁物ですよ。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:ヴィクトリアマイル(10着)
5/8 栗坂良 馬なり
53.2 37.8 24.4 12.1
今回の最終追い切り:スプリンターズステークス
9/25 栗坂良 強め
51.5 37.2 24.2 12.2
最終追い切りは岩田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は終い重点に追われ、全体時計は出していますが、ラストは若干失速。
終い重点に追われたことを考えると内容はイマイチですね。
ただ、乗り込み量は申し分なく、最終追い切りで10本目。
先週は良い動きを見せていましたし、このレースは2017年に2着した舞台なので軽視は禁物ですよ。
シリウスステークス2019 追い切り情報
シリウスステークス2019 追い切り情報
9月28日(土)阪神ダート2000m
モズアトラクション 追い切り評価:B+
レース間隔が短いということもありますが、空けたレースでも5回程なので、全体的に乗り込み量は少ない傾向にあります。
その中で水曜追いは基本的に一杯に追われています。
併せ馬で調整することもありますが、遅れているレースではほぼ馬券に絡めていないので、併せ馬をしているレースは要注意ですよ。
今年の初めから本調子を取り戻してきており、5月には平安ステークス(G3)で2着。
前走は力強い伸び脚でエルムステークスを制しています。
成績も安定しており、上積みも見込める今走も楽しみな一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:エルムステークス(1着)
7/31 函館ダ稍 一杯
71.3 55.8 41.0 12.3 [7]
今回の一週前追い切り:シリウスステークス
9/19 栗B良 馬なり
73.7 57.2 41.6 11.7 [9]
一週前追い切りで3本目と間隔短くても順調に乗り込まれています。
全体時計は平凡でしたが、終い11秒台の好時計をマーク。
しっかり加速ラップを刻んだ調整ができており、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。
最終追い切りで態勢が整えば今走も楽しみです。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:エルムステークス(1着)
8/7 函館ダ良 馬なり
72.3 56.5 41.2 12.4 [8]
今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/25 栗B良 馬なり
90.6 73.5 57.9 43.0 12.5 [9]
今週も軽めの調整でしたが、長めに追われて先週同様ラストの伸びは良好です。
しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、久々でも力は出せる状態に仕上がっています。
乗り込み量も申し分なく、今走も展開が向けば楽しみな一頭です。
タイムフライヤー 追い切り評価:B+
傾向としては、一週前追い切りと最終追い切りに騎手騎乗で併せ馬をしています。
攻め動くタイプの馬で、近走も好時計を叩き出していますが、結果は出ていません。
3歳になってからは反応はイマイチで、以前のような切れがなくなっているような気がします。
時計は毎回優秀なタイムを出してくるので、時計で判断するのはおすすめしません。
近走は攻め強化され状態は上向いていますが、今年はまだ3戦走って一度も結果を残せておらず。
前走叩いて大きな上積みが見込めれば注意ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:エルムステークス(6着)
7/31 函館W良 一杯
68.6 53.6 39.6 12.8 [8]
一杯に追われたオープン馬のレッドアトゥと併せて、内を1.6秒追走して0.8秒先着しました。
今回の一週前追い切り:シリウスステークス
9/19 栗CW良 一杯
83.2 67.4 52.9 39.1 12.3 [9]
一週前追い切りで5本目の調整。
2週連続で意欲的に追われ、今週は83.2秒の全体時計を出しています。
一週前追い切りの動きとしては、この馬なりに時計は平凡です。
ただ、追われてからの反応は良好で、ラストは良い伸び脚を見せています。
折り合いもついており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:エルムステークス(6着)
8/7 函館W良 一杯
66.2 51.1 37.4 12.2 [7]
今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/25 栗CW良 馬なり
82.1 66.3 51.7 38.1 12.2 [7]
一杯に追われた古馬3勝のロライマと併せて、内を0.7秒追走して0.1秒先着しました。
最終追い切りはC.ルメール騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りでビッシリ追われた分、最終追い切りは軽めの調整でしたが、抜群の行きっぷりで好時計をマーク。
先週よりも鋭い動きを見せており、仕上がりは万全と見て良いでしょう。
メイショウワザシ 追い切り評価:A
栗東坂路を中心に乗り込まれており、水曜追いは強めに追われる傾向があります。
併走馬には普段先着しているので、格下の併走馬に遅れるようなら注意が必要ですよ。
比較的攻め動くタイプの馬で、栗東CWを一杯に追われて6F81秒台の時計が通常です。
東大路ステークス(14着)のように好時計を叩き出しても、直接レースには反映することが少ないため、時計で判断するのは危険な一頭です。
特に一週前追い切りと最終追い切りでの折り合い面は要チェックですね。
近走は着実に力をつけているので、初重賞でも仕上がり万全なら軽視禁物ですよ。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:阿蘇ステークス(4着)
一週前追い切りは行われていませんでした。
今回の一週前追い切り:シリウスステークス
9/19 栗CW良 一杯
79.1 64.4 50.8 37.3 11.8 [5]
一杯に追われたオープン馬のサトノプライムと併せて、外を0.2秒先行して0.7秒先着しました。
一週前追い切りは松山騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
レース間隔は短いですが、一週前追い切りで4本目の乗り込み。
先週に続いて2週連続で意欲的に追われており、前走時の疲れも感じません。
今週は自己ベストを大きく更新する動きで、ラストも11秒台の好時計をマーク。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:阿蘇ステークス(4着)
8/7 栗坂良 馬なり
54.1 39.4 25.6 12.7
最終追い切りでは松山騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:シリウスステークス
9/25 栗坂良 馬なり
53.5 39.1 25.1 12.1
一杯に追われたオープンクラスのサトノプライムと併せて、0.3秒先行して0.4秒先着しました。
今週は坂路コースで追われ、折り合いのついた動き。
軽めの調教でもラストは力強い伸び脚で、3週連続併せたサトノプライムを圧倒しています。
馬体も充実しており、態勢は整ったと考えて良いでしょう。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。
レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。
坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。
坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。
この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。
この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。
坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。
特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。
この競馬場では、坂路調教馬が強いです。
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。
木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。
基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。
坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、
坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。
同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。
しかし、それだけで判断するのは危険です。
1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。
単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。
体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。
また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。
①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。
怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。
レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。
また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。
ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。
レース間近でのプールは要注意です。