川崎記念2019 追い切り情報
川崎記念2019 追い切り情報
1月30日(水) 川崎ダート2100m
アポロケンタッキー 追い切り評価:B+
一週前追い切りと最終追い切りは基本的に強めの調教を行なっており、調教の動きはいつも良好です。
特に最終追い切りは全体タイム51秒台の好時計を出すこともありますが、JBCクラシック時のようにズブさを見せると結果は出ないので注意が必要です。
攻めの調教で追われて終い12秒台を出していて、馬体がしっかり絞られていれば押さえておくのが良さそうです。
そのため、当日の馬体重は要チェックですね。
近走は連戦が続きますが、疲れなくしっかりやれていれば心配いらないでしょう。
昨年2着した舞台で改めて期待したい一頭です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:東京大賞典(10着)
12/12 栗CW稍 馬なり
52.9 38.3 12.5 [6]
一杯に追われた2歳未勝利馬のダンツスピリットの内を1.2秒追走同入しました。
今回の一週前追い切り:川崎記念
1/20 栗CW良 強め
56.2 40.0 12.4 [9]
一週前追い切りで3回目の調教で3回とも強めに追われています。
今週は外目を回りましたが、追われてからの反応は良好で終いは12.4秒の好時計を叩き出しています。
乗り込みは順調ですが、近走は特に走る気配を感じません。
最終追い切りまでに気持ちが向けば力はある馬なので一変を期待したい。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:東京大賞典(10着)
12/26 栗坂良 一杯
52.6 38.5 25.1 12.9
今回の最終追い切り:川崎記念
1/27 栗坂稍 馬なり
59.7 43.5 28.1 13.8
調教を開始してから強めの調整を4回連続ウッドチップコースでやっています。
水曜日は51秒台の好時計を叩き出していて、調教の動きは良好です。
ただ、近走結果が出ていないので気持ちの面では心配な部分はあります。
最終追い切りに状態が上向けば、川崎記念は昨年2着したレースでもありますし、軽視は禁物ですね。
ケイティブレイブ 追い切り評価:A
毎回仕上がりは問題なく、入念に乗り込まれていれば問題はないでしょう。
また、詰まったレースでは疲れがないか見ておけば大丈夫です。
テンションが上がらないようにだいたい馬なり中心の調教をしていますが、一週前追い切りか最終追い切りで実戦を意識した調教をしています。
そのまま本番でも良い動きを見せることが多いので、好時計を出していれば押さえておくのが良いでしょう。
ダート転向後はフェブラリーステークス、チャンピオンズカップ以外は一度も掲示板を外しておらず、複勝率も5割を超えているので今走も仕上がり万全なら軽視禁物です。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:東京大賞典(3着)
12/19 栗坂良 強め
53.3 38.9 25.4 12.8
今回の一週前追い切り:川崎記念
1/20 栗坂良 馬なり
59.1 44.2 29.9 15.2
一週前追い切りで1回目の乗り込み。
15-15で順調に乗り込まれ前走時の疲れは問題なさそうですね。
前走は馬体も絞られ実力馬相手に3着と良い伸び脚を見せていましたし、今走も万全の状態なら押さえておきたい一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:東京大賞典(3着)
12/26 栗坂良 馬なり
53.8 39.5 26.2 13.2
今回の最終追い切り:川崎記念
1/27 栗坂稍 馬なり
56.5 40.5 26.0 12.7
23日(水)は福永騎手が騎乗して終い重点に追われています。
時計は52.2-38.4-24.8-12.4と前走時よりも速いタイムを出していますし、しっかり加速ラップを刻んでいるのも好感が持てます。
日曜追いは軽く流した程度ですが、フットワークは軽快で仕上がりは順調でしょう。
コパノチャーリー 追い切り評価:B+
最終追い切りはビッシリ追う傾向にありますが、馬なり中心の調教をしている方が結果を残しているように思います。
近走は日曜追いと最終追い切りで強めに追われており、今走も同様にやれていればデキ万全と考えて良さそうです。
調教では動くタイプではないため、早い時計は出しませんが、追われた時のラストの伸びは良好で、終い12秒台を出すなら問題ないでしょう。
重賞では能力的に劣っておりましたが、レース毎にパワーアップしているので、どこまで届くかが鍵となってくる。
仕上がりにもよりますが、好調キープなら軽視禁物ですね。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:ベテルギウスステークス(15着)
12/20 栗坂良 馬なり
54.5 38.9 24.8 12.3
今回の一週前追い切り:川崎記念
1/20 栗坂良 馬なり
56.5 39.5 24.8 12.3
馬なり中心の調教で、一週前追い切りで3回目の調教です。
軽く流した程度ですが、しっかり折り合いのついた調教ができており、ラストも12秒台の好時計をマーク。
能力的にはメンバーと比べて劣りますが、前走ひと叩きして状態が上向いている今走は軽視禁物ですね。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:ベテルギウスステークス(15着)
12/26 栗坂良 馬なり
63.0 45.2 29.4 14.3
今回の最終追い切り:川崎記念
1/27 栗坂稍 強め
52.7 38.3 25.8 13.5
木曜日に続いて日曜日も強めに追われています。
最終追い切りの時計は優秀でしたが、終いの反応はイマイチでした。
ただ木曜日追いは折り合いのついた調教で、終い11秒台の好時計をマーク。
フットワークも力強く、仕上がりは悪くなさそうですね。
オールブラッシュ 追い切り評価:A
最終追い切りは終い重点に追われることが多い。
比較的乗り込み量は少ないですが、マーチステークス時のように入念に調教をしても結果はでていないので調教量はあまり気にする必要はなさそうです。
それよりも馬体重は要チェックで、太め残りのレースでは成績が落ちるので注意が必要です。
一週前追い切りでビッシリ追われてる時は絞れていないことが多いので、一週前追い切りと最終追い切りで強めの調教をしている場合は当日の馬体重もしっかりチェックしましょう。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:浦和記念(1着)
11/15 栗坂良 馬なり
59.8 43.9 28.9 14.5
今回の一週前追い切り:川崎記念
1/20 栗CW良 馬なり
69.3 52.5 38.0 11.8 [4]
ウッドチップコースで強めに乗り込まれていますが、一週前追い切りは軽めの調整でした。
軽快なフットワークで終い11秒台の好時計を叩き出しており、引き続き好調キープと見て良いでしょう。
川崎記念は2017年に制した舞台で、適性は問題なさそうですね。
最終追い切りで態勢が整えば楽しみな一頭です。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:浦和記念(1着)
11/19 栗坂稍 強め
56.1 40.2 26.0 12.8
今回の最終追い切り:川崎記念
1/26 栗坂良 強め
55.0 39.6 25.8 12.8
最終追い切りは坂路コースで強めに追われ、伸び脚は良好です。
前走時よりも早い時計でしっかり加速ラップを刻んでいます。
一週前追い切りでもよく動いていますし、仕上がりは良好と見て良いでしょう。
近走はなかなか結果を残せていませんが、川崎記念は2017年に制していますし、自分のペースで走ることができれば可能性十分でしょう。
ミツバ 追い切り評価:B
実戦タイプの馬なので調教ではあまり動かない傾向があります。
併せ馬では先行同入や遅れもありますが、特に気にする必要はないでしょう。
最終追い切りは騎手騎乗が多く、ウッドチップコースでは長めに追われています。
ビッシリ追われて好時計を叩き出すようなら押さえておきたい一頭です。
2017年は川崎記念で4着と惜しいレースを見せており、力をつけている今年は仕上がり万全なら軽視禁物ですね。
2.一週前追い切り
前走時の一週前追い切り:名古屋グランプリ(2着)
12/16 栗坂稍 馬なり
58.6 41.8 26.6 12.8
一杯に追われた2歳未勝利馬のダンツスピリットの内を1.2秒追走同入しました。
今回の一週前追い切り:川崎記念
1/17 栗坂良 一杯
53.8 39.0 25.5 13.0
馬なりに追われた1000万クラスのサウスザスナイパーと併せて、0.3秒先行して0.4秒遅れました。
一週前追い切りでは和田竜二騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
格下の併走馬に見劣りましたが、攻め動くタイプの馬ではないので特に心配いらないでしょう。
ビッシリ追われた割には若干伸びに物足りなさを感じましたが、連闘が続く中一杯にやれているのは好印象です。
最終追い切りで万全に仕上がれば軽視禁物ですね。
3.最終追い切り
前走時の最終追い切り:名古屋グランプリ(2着)
12/20 栗坂良 馬なり
52.6 38.6 25.4 12.8
最終追い切りでは福永騎手が騎乗しての調教です。
今回の最終追い切り:川崎記念
1/23 栗坂良 一杯
52.9 38.7 25.6 13.2
馬なりに追われた1000万クラスのサウスザスナイパーと併せて、0.4秒先行して0.2秒遅れました。
最終追い切りは和田竜二騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
2週連続で併せ馬で、今週も格下の併走馬に遅れ。
攻めは動かない馬ですが、一杯に追われた割に反応は微妙な印象です。
今走は様子見したい一頭です。
追い切り(調教のポイント)
坂路調教
坂道になっているコースで調教を行います。
レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。
①注意すべき坂路調教について
坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。
坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。
坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。
この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、
今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。
この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。
②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断
日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。
坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。
特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。
この競馬場では、坂路調教馬が強いです。
ウッドチップ調教
ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。
木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。
基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。
①ウッドチップから坂路変更はNG!
通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。
坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、
坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。
②調教タイムだけでの判断はNG
ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。
同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。
しかし、それだけで判断するのは危険です。
1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。
単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。
プール調教
脚へ負担をかけず全身運動を行えます。
体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。
また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。
①プール調教馬は目的が重要
プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。
怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。
レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。
また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。
②コース追いの後のプール調整はどうか
放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。
ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。
レース間近でのプールは要注意です。