ドバイシーマクラシック2018特集
ドバイシーマクラシック2018
メイダン競馬場 芝 2400m
UAEでの芝中長距離路線のトップレースですよー。
日本馬の参戦は、2000年のゴーイングスズカが最初。
この時は5着に敗れましたが、翌年の2001年にはステイゴールドが日本馬初の勝利をもたらしました。
2006年にはハーツクライが楽勝し、2014年にはジェンティルドンナが優勝。
日本馬にも相性がいいレースです。
【過去の傾向】
(1)牝馬が強いレース
牝馬は出走回数が少ないにも関わらず活躍馬が多い舞台。
2010年ダーレミ、2014年ジェンティルドンナ、
2015年ドルニヤ。近年牝馬の勝利が目立つレースである。
今年も牝馬には注意が必要です。
(2)日本馬ではディープインパクト産駒
出走した日本馬では、ディープインパクト産駒が好走しています。
同産駒のジェンティルドンナを始め、
日本でのGI勝ちがないラストインパクトが3着。
人気の有無に関わらず、ディープインパクト産駒には要注意です。
(3)フランス・イギリス馬が中心
競馬界全体的に見て、2400mはヨーロッパの馬のレベルが高いです。
その傾向はドバイでも変わらず、毎年必ずヨーロッパの馬が馬券に絡んでいます。
ヨーロッパでの実績は重要視すべきです。
(4)穴はフランスの一般戦から
過去重賞を使わず一般戦から向かった馬が、この舞台で活躍しています。
2012年の勝ち馬で2014年2着馬シリュスデゼーグル。
2015年の勝ち馬ドルニヤ。2015年の2着馬フリントシャー。
こちらは一般戦からの参戦でした。
出走想定注目馬ピックアップ
クロスオブスターズ
なんと今年は超大物の参戦が決定。
日本でも良く見るバルザローナ騎手が主戦を務め、昨年は凱旋門賞2着。
既にGIガネー賞を勝利しており、強豪集まる世界トップレースでも崩れない強さ。
日本馬の最大のライバルとなるでしょう。
ポエッツワード
前走香港へ遠征し香港カップでは6着でしたが、世界でもトップクラスの実力馬。
夏にGIIIを制覇して、そこからアイルランドチャンピオンステークス2着。
続くイギリスチャンピオンステークス2着。
強豪集まるレースでしっかり結果を残しました。
この馬は馬場が渋っても強いタイプなので、なかなか崩れにくいですよ。
アイダホ
2017年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(GI)の3着馬。
日本へも遠征してくれ、なかなか適性の合わない外国馬が多い中、
脚を伸ばして5着まで追い込んできました。
遠征OKのタイプで、ここでも力は発揮できそうですよ。
サトノクラウン
タフな競馬になれば滅法強いのがこの馬。
道悪馬場や湿度の多い香港など湿った馬場は得意。
昨年は極悪馬場の天皇賞秋でしっかり伸びて2着。
その激走の疲れで残り2戦は調子を落としましたが、
体調さえ戻れば、海外遠征でも頼りになる馬。
ドバイの地でも期待できそうです。
レイデオロ
日本ダービーから危なげなく神戸新聞杯も制覇。
秋のジャパンカップでは古馬相手に2着と世代の強さを証明。
今年は京都記念から始動しましたが、ルメール騎手騎乗停止でバルジュー騎手に。
とんでもないチグハグな競馬になってしまいましたが、
再度ルメール騎手でドバイ遠征とのことで期待が高まります。
モズカッチャン
昨年はオークス・秋華賞と惜しい競馬でしたが、
古馬との戦いになったエリザベス女王杯を制覇。
今年は京都記念を叩いてレイデオロのハナ差4着。
1レース叩いて良い状態でドバイに向かえそうです。
距離はオークスでこなしており、能力は出せそうです。