チューリップ賞2019 最終追い切り

チューリップ賞2019 最終追い切り情報

3月2日(土)阪神芝1600m

ダノンファンタジー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

坂路コース中心に調教しており、一週前追い切りか最終追い切りにウッドチップコースで攻めの調教が行われています。
基本馬なり調教ですが、時計を出す調教では終い11秒台の好時計をマークしており、血統の良さが伺えます。
ラストもしっかり伸びていて、加速ラップを刻んでいるようなら仕上がりは良好と見ていいでしょう。

毎レース併せ馬でも古馬を相手にせず能力の違いを見せています。
今走もウッドチップコースで早い時計を出していて、併走馬にもしっかり先着していれば押さえておきたい一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ(1着)

12/5 栗坂良 馬なり
53.9 39.1 25.8 12.8

今回の最終追い切り:チューリップ賞

2/27 栗CW良 一杯
48.0 35.6 11.8 [8]

最終追い切りも川田騎手が騎乗しての調教です。
騎手騎乗とは言え、全体時計は48秒とかなり優秀です。
追われてからの反応も抜群で、ラスト1Fも11秒台の好時計を叩き出しており、仕上がりは万全でしょう。
見た目もキッチリ仕上がっていますし、折り合いもスムーズで今走も驚異的な末脚を期待したい。

 

シェーングランツ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

馬なり調教が中心で毎回乗り込み量は多い傾向にあります。
また、比較的坂路コースで調整されることが多く、併せ馬では終い13秒前後の時計が通常です。
レース毎に良化しており、直線の勢いは増しているので、普段通り併せ馬で良い動きをしていれば問題ないでしょう。

初戦はレース慣れしていなかったため、5着という結果に終わりましたが、続くレースからは強靭な末脚を見せ2連勝!
ソウルスターリングの半妹なので素質は十分ですし、落ち着きもあります。
前走は初G1で4着に敗れましたが、上積みのある今走も万全に仕上がれば楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ(4着)

12/5 美南P良 馬なり
69.9 54.0 39.8 12.5 [8]

馬なりに追われた500万クラスのストロボスコープの内を0.6秒追走同入しました。

今回の最終追い切り:チューリップ賞

2/27 美南W良 直線一杯
69.6 53.6 38.7 12.5 [7]

今週は終い重点に追われ、良い反応を見せています。
力強いフットワークでしっかり加速ラップを刻んでいますし、自己ベストを更新する走りで成長を感じます。
前走は直線で動きづらい状態になってしまい、4着という結果に終わりましたが、スムーズに走る事ができれば内容も違ったはず。
入念に乗り込まれて仕上がり良好の今走は改めて期待したい。

 

メイショウショウブ 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

毎回レース間隔が詰まっているため乗り込み量は少ないですが、一週前追い切りと最終追い切りは一杯に追われています。
全体時計は特に早いタイムを出す馬ではありませんが、追われてしっかり伸びていれば状態は良好と考えて良いでしょう。
ラストは普段11秒台の脚を使っているので、ビッシリ追われて動きが硬いようなら注意が必要です。

新馬戦から1ヶ月半で4戦走って中3週で迎えた阪神JFでは、使い詰も影響したか6着という結果に。
今走は2月から順調に調教メニューをこなしており、一週前追い切りで5本目の調教と乗り込み量は申し分ない。
今走も持ち前の粘り強さを生かすことができれば可能性は十分でしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神ジュベナイルフィリーズ(6着)

12/5 栗坂良 強め
53.8 38.3 24.1 11.9

最終追い切りは池添騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:チューリップ賞

2/27 栗CW良 一杯
84.5 68.2 52.6 38.4 12.1 [6]

一杯に追われた1000万クラスのムーンレイカーと併せて、外を0.4秒先着しました。
一週前追い切りに続いて最終追い切りも池添騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
4本連続ビッシリやれているのは好感が持てますし、今週は1000万クラスの併走馬を圧倒。
まだ頭が高いところはありますが、徐々に良化しているのは確かです。
迫力のある走りでラストも12.1秒の脚を使っていますし、仕上がりは順調とみて良いでしょう。
今走も持ち前の渋太さを見せる事ができれば可能性は十分です。

 

弥生賞2019 最終追い切り

弥生賞2019 最終追い切り情報

3月3日(日)中山芝2000m

ラストドラフト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教で、美南ウッドチップとポリトラックで調整されています。
調教はほとんど併せ馬で調教していて、併走馬に追走先着が基本です。
そのため併走馬に遅れるようなら注意が必要ですね。

馬なり調教でも毎回伸び脚は鋭く、時計の出るポリトラックや芝コースでは終い11秒台の好時計を叩き出しています。
毎レース乗り込み量は申し分ないので、一週前追い切り、最終追い切りで抜群の動きを見せるようなら押さえておくのが良いでしょう。
ウッドチップコースでは終い12秒台が出ていれば優秀です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:京成杯(1着)

1/10 美南P良 馬なり
66.5 51.5 38.2 12.7 [8]

強めに追われた500万クラスのダンスメーカーの外を0.4秒追走して0.4秒先着しました。

今回の最終追い切り:弥生賞

2/27 美南P良 馬なり
65.5 51.0 38.3 12.1 [7]

一杯に追われた1000万クラスのアンヴェイルドと併せて、外を1.7秒追走して0.2秒先着しました。
最終追い切りも軽く流した程度の調教ですが、驚異的な末脚で1000万クラスの併走馬にあっさり先着。
折り合いもスムーズで自己ベストを1秒縮める走りを見せています。
2戦走ってさらにパワーアップしており、前走同様に仕上がりは良好です。
相手のレベルは上がりますが、引き続き押さえておきたい一頭です。

 

ニシノデイジー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りで終い重点に追われることもありますが、基本的には馬なり中心に追われています。
速い時計を出す馬ではありませんが、最終追い切り馬なり調教で終い12秒台を出しているレースは全て1着。
13秒かかっても3着以内に好走する安定感はありますが、最終追い切りで終い13秒以上掛かるようなら頭で狙うのは注意ですね。

調教ではしっかり加速ラップを刻んでいて、併走馬にも先着しているなら状態面の心配はいらないでしょう。
瞬発力というよりかはスタミナタイプのため、馬場が荒れた方が力を出せるタイプです。
前走は直線勝負となってしまい、前も詰まっていてなかなかやりづらいレースでしたが、前が空いてからの瞬発力は抜群でそこから3着に好走できたのは優秀です。
能力は高い馬なので今走も自分のペースで走ることができれば活躍が期待できる一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ホープフルステークス(1着)

12/25 美南W良 馬なり
70.3 55.0 39.7 13.0 [7]

馬なりに追われた1600万クラスのアナザートゥルースの内を0.9秒追走同入しました。
最終追い切りも勝浦騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:弥生賞

2/27 美南W良 馬なり
68.8 53.0 37.9 12.7 [6]

一週前追い切りに続いて勝浦騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りで強めに追われた分、最終追い切りは軽く流した程度の調教です。
軽快なフットワークで前走時よりも早い時計を叩き出しています。
ラストの伸び脚も鋭く、仕上がりは良好とみて良いでしょう。

 

ブレイキングドーン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬でビッシリ追われています。
まだ若いのでプール調教を併用しておりますが、しっかり結果は出ているので特に心配はいらないでしょう。
調教は坂路コース中心ですが、最終追い切りではウッドチップコースで追われることが多く、一杯に追われて好時計を出すようなら押さえておきたい一頭です。

京都2歳ステークスでは2着に敗れましたが、久々の分が影響。
ひと叩きして迎えたホープフルステークスでは、良い脚を使うも5着まで。
前走よりも力をつけていますし、能力は低くはないので、今走も万全に仕上がれば軽視禁物です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ホープフルステークス(2着)

12/25 栗坂良 馬なり
57.0 41.1 25.7 12.4

最終追い切りでは福永騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:弥生賞

2/27 栗CW良 一杯
81.0 65.7 51.7 38.4 12.8 [7]

一杯に追われた3歳未勝利馬のイグナーツと併せて、内を1.0秒追走して0.9秒先着しました。
今週もビッシリ追われベストに近い時計を叩き出しています。
追われた時の反応も力強く、今週は併せ馬で格下の併走馬を圧倒。
今走時も入念に乗り込んでおり、態勢は万全とまでは行きませんが、仕上がりは良好でしょう。
能力はG1でも十分通用するので、叩き台の今走も軽視禁物です。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。