中山記念2019 最終追い切り

中山記念2019 最終追い切り情報

2月24日(日)中山芝1800m

スワーヴリチャード 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

この馬は一週前追い切りに終い重点に追い、最終追い切りで馬なり調教をしております。
一週前追い切りでは時計を出す調教をしていて、その動きが本番でも反映されるので、一週前追い切りの動きは重要なポイントとなります。
毎回仕上がりは良好で、ラストも11秒台の脚が使えていれば仕上がりは順調と見て良さそうです。

成績が出せていなかった右回りコースですが、近走はパワーアップしており、もたれる面も解消されて右回りの大阪杯を快勝!
手前もスムーズに替えることができ、これで中距離戦での死角はなくなったと考えています。
得意の左回りコースでは、G1でも抜群の安定感を見せており、G2なら久々でも十分好走可能でしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ジャパンカップ(3着)

11/21 栗CW良 馬なり
85.4 68.4 53.2 39.2 12.7 [4]

馬なりに追われた1000万クラスのダイシンカローリの外を0.3秒追走してアタマ差先着しました。
最終追い切りではM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:中山記念

2/20 栗CW重 馬なり
83.3 キリ 38.4 12.0 [7]

強めに追われた1000万クラスのドンアルゴスと併せて、内を0.6秒追走同入しました。
道中は霧のためわかりませんでしたが、重馬場で一週前追い切りよりも好時計をマーク。
馬なりで終い12秒の脚を使えているなら優秀です。
しっかり折り合いもついた調教で、仕上がりは万全と見ていいでしょう。

 

ディアドラ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

この馬は普段最終追い切りは強めの調教ですが、一週前追い切りは強めに追う場合と馬なり調教の場合があります。
間隔が短い時は一週前追い切りに馬なり調教をする傾向がありますが、つわぶき賞(4着)、桜花賞(6着)、エリザベス女王杯(12着)など3着以内に入れていないことが多いため、最終追い切りだけ強めに追っている場合は注意が必要です。

近走は良い流れで順調に来てますし、中山2000mは紫苑ステークスで経験しているのもプラス材料です。
今走も海外遠征後の初戦となりますが、仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:香港カップ(2着)

11/26 栗坂良 強め
54.2 39.3 25.3 12.1

今回の最終追い切り:中山記念

2/20 栗坂重 馬なり
55.5 39.6 25.6 12.7

最終追い切りではC.ルメール騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りで猛時計を叩き出した分、最終追い切りは軽めに追われた程度。
今走は1月から入念に乗り込まれ、最終追い切りで12回目の調教と乗り込み量は十分です。
行きっぷりも良好で、久々でも一発目から期待したい一頭です。

 

エポカドーロ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

水曜追いは併せ馬で気合い付けをしており、一週前追い切りに強めの調教で、最終追い切りに軽く流して調整されています。
時々プール調教も併用しておりますが、皐月賞やダービーでは結果を残しているので、特に問題はなさそうです。
叩き良化型の馬で、基本的に最終追い切りには調子が上がってくるので心配はいらないでしょう。

ただ、神戸新聞杯や新馬戦の時のように、最終追い切りで芝で調整されているレースは普段より着順が下がるので注意が必要です。
最終追い切りに普段通りウッドチップコースでやれていれば軽視禁物ですね。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:菊花賞(8着)

10/17 栗CW良 ゴール前強め
69.6 52.8 38.0 11.7 [7]

馬なりに追われた500万クラスのトーセンアイトーンの内を0.4秒追走して0.8秒先着しました。
最終追い切りは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:中山記念

2/20 栗CW重 馬なり
85.9 69.0 53.3 38.3 11.9 [8]

一杯に追われた障害オープン馬のルペールノエルと併せて、内を0.4秒追走してクビ差先着しました。
最終追い切りは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教です。
2週続けて終い11秒台の好時計を出しているのは好感が持てます。
前走時と同様、中間は抜群の動きを見せており、フットワークも軽快です。
今週は併走馬に追走してしっかり先着する内容で、態勢は整ったと見ていいでしょう。

 

ステルヴィオ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

たまに終い重点に追われることはありますが、基本的には馬なり中心の調教です。
一週前追い切りと最終追い切りは併せ馬で実戦を意識した調教をしていて、一週前追い切りで好時計を叩き出している時は、本番でも結果を残していることが多いです。
仕上がりが良好だったダービーでは8着に敗れましたが、敗因は距離でしたし、1800m以下であれば7レース走って連対率100%と、かなり安定した成績を残しています。

前走のマイルチャンピオンシップ(G1)では叩いた上積みもあり、残り1ハロンは文句なしのスピードで快勝。
今走はしっかり間隔を空けて入念に乗り込まれているので、結果に繋がりやすい一週前追い切りでしっかり動けていれば今走も軽視禁物です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:毎日王冠(2着)

11/14 美南W良 一杯
69.4 53.5 39.0 11.9 [3]

一杯に追われた1000万クラスのラムセスバローズの内を0.4秒追走して0.8秒先着しました。
最終追い切りはW.ビュイック騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:中山記念

2/20 美南W重 馬なり
53.9 38.4 12.6 [4]

強めに追われたオープン馬のランガディアと併せて、内を0.3秒追走同入しました。
最終追い切りは丸山騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
一週前追い切りは自己ベストを更新する内容で、今週は軽く流した程度。
重馬場でしたし時計の出す調教をしていないで全体時計は平凡ですが、折り合いはスムーズで終いも力強い伸び脚でした。
最終追い切りはしっかり騎手騎乗でやれていて、仕上がりは万全と見ていいでしょう。

 

ラッキーライラック 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは強めに追われ、水曜日追いは併せ馬で調教されています。
最終追い切りよりも一週前追い切りの方で、好時計を叩き出してくるため、一週前追い切りの動きには注目です。
また、攻めの調教ではいつも終い11秒台の好タイムを出しており、本番でもそのまま調教の動きが反映されているため、追われた時の反応も要チェックですね。

前走の秋華賞では仕上がりは悪くなかったですが、勝負どころの反応が微妙でしたね。
昨年時よりも力をつけているので、再度間隔を空けて万全の態勢なら改めて期待したい。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:秋華賞(8着)

10/10 栗CW良 馬なり
82.2 65.7 51.7 38.5 11.9 [7]

一杯に追われた1000万クラスのナンヨープルートーの内を0.9秒追走して0.3秒先着しました。

今回の最終追い切り:中山記念

2/20 栗坂重 一杯
50.8 36.9 24.4 12.6

一杯に追われた500万クラスのジャコマルと併せて、0.6秒追走して0.6秒先着しました。
2週続けて一杯に追われており、一週前追い切りに続いて最終追い切りも抜群の動きを見せています。
今週は終い1Fで若干遅くなったのは気になりますが、状態は悪くなさそうですね。
重馬場にも関わらず自己ベストを大きく更新する走りで、仕上がりは良好と考えていいでしょう。

 

阪急杯2019 最終追い切り

阪急杯2019 最終追い切り情報

2月24日(日)阪神芝1400m

ミスターメロディ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は馬なり中心の調教ですが、最終追い切りに終い重点に追われることが多いです。
攻め駆けするタイプの馬で、時計はCW、坂路コースで4F51秒台が出ていれば問題はないでしょう。
また、久々の出走よりも叩き良化型の馬なので、間隔が空いている時は注意が必要ですが、一度使って状態が上向いていれば、阪神カップのように好走が期待できます。

また、過去のレースを見てみると3着以内を外したオーロカップ時は、一週前追い切りに併走馬に遅れていましたので、本番近くの調教で併せ馬に遅れるようなら気をつけたほうが良いかもしれませんね。
距離はNHKマイルカップ(G1)でも4着の成績を残していますし、マイルくらいは問題なさそうです。
古馬になって初重賞となりますが、能力はメンバー上位なので万全の態勢なら押さえておきたい一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(2着)

12/19 栗坂良 強め
51.8 37.0 25.0 12.9

最終追い切りでは岡田祥嗣騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:阪急杯

2/20 栗CW重 馬なり
キリ 11.6

最終追い切りでは福永騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
ほぼキリのため時計は不明ではありますが、ラストは馬なり調教でも11.6秒の鋭い伸び脚。
攻め動くタイプの馬ではありますが、重い馬場状態を考えると時計は優秀です。
一週前追い切りでは50秒を切る動きを見せており、仕上がりは良好でしょう。

 

レッツゴードンキ 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りと最終追い切りは攻めた調教で、一週前追い切りに時計の出す調教をしています。
坂路コースで4F49秒台を叩き出した高松宮記念では2着しており、一週前追い切りの動きは重要なポイントです。
ただ、近走はどうも反応が悪くなっており、ヴィクトリアマイルから思ったよりも伸びず。

能力はある馬なので安定感はありますが、成長がなければ入着は厳しいので、調教でも追われた反応はしっかりチェックしておく必要がありますね。
今回はフェブラリーステークスを回避して、レベルを下げての出走のため、状態が良ければ押さえておきたい一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:JBCスプリント(5着)

10/31 栗坂良 強め
53.2 38.1 25.0 12.9

今回の最終追い切り:阪急杯

2/20 栗坂重 強め
51.6 36.9 23.7 11.8

最終追い切りでは川須騎手が騎乗しての調教です。
2週続けて強めに追われており、今週はラスト11秒台の好時計を叩き出しています。
最終追い切りで20回目の調教と乗り込み量は申し分なく状態は上向いております。
折り合いもスムーズで仕上がりは順調と考えていいでしょう。

 

ダイアナヘイロー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

少なくとも一週前追い切りか最終追い切りのどちらかは強めの調教をしています。
また、攻め動くタイプのため、時計は4F51秒台であればこの馬なりに平凡です。
早い時計でも高松宮記念やセントウルステークスでは大負けしているので、時計で判断するのは気をつけた方が良いでしょう。

昨年は不振が続いていましたが、近走は状態も上向いてきて重賞でも通用するぐらいまで安定。
昨年の阪急杯を制しており、前走同条件の阪神カップを勝利しているのもプラス材料です。
今年は前走から2ヶ月間隔を空けての出走で、引き続き好調なら軽視禁物ですね。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:阪神カップ(1着)

12/19 栗坂良 馬なり
52.0 38.0 24.9 12.5

最終追い切りでは菱田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:阪急杯

2/20 栗坂重 馬なり
53.8 39.3 25.6 12.8

一週前追い切りに一杯に追われた分、最終追い切りは軽く流した程度の調整。
引き続き動きは軽快でしっかり加速ラップを刻んでいるのは好感が持てます。
時計は平凡でもラストは伸びているので、仕上がりは順調と見ていいでしょう。
馬体も充実し久々でも力は出せる状態です。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。