金鯱賞2019 最終追い切り

金鯱賞2019 最終追い切り情報

3月10日(日)中京芝2000m

ダノンプレミアム 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

馬なり中心の調教で一週前追い切りに強めの調教をすることが多いです。
また、一週前追い切りと最終追い切りは騎手騎乗で乗り込まれ、一週前追い切りは併せ馬で気合い付けをしています。
普段は実戦を意識した調教で好時計を出しているので、一週前追い切りの動きは要チェックです。

近走は馬なり調教でも終いの伸び脚は鋭く、11秒台の時計を出すようなら軽視禁物です。
ダービーでは2400mだったためか、ラストは脚が残っておらず普段通りの末脚は使えず6着。
続く皐月賞は挫跖で回避しましたが、間隔を空けて入念に乗り込まれている今走は距離適性は問題ないですし、仕上がり万全なら押さえておきたい一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:ダービー(6着)

5/23 栗CW良 馬なり
69.4 52.6 37.8 11.3 [6]

最終追い切りでは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:金鯱賞

3/6 栗CW良 強め
86.9 69.4 53.5 38.2 11.3 [6]

最終追い切りは川田騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
今週は強めに追われて時計を要した分、脚を溜めてラストは11.3秒の猛時計をマーク。
ひと追いごとに状態は上向いておりますが、仕上がりは八分目といったところでしょう。
ただ、今走は距離もちょうどよく、加速力はある馬なので軽視は禁物です。

 

エアウィンザー 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

併せ馬で調教をすることが多く、一週前追い切りや最終追い切りで併走馬に遅れることもありますが、結果を残せているので特に遅れは心配いりません。
加速ラップを刻んでいるかどうかとラスト1Fでしっかり伸びているかを確認するのが良いでしょう。
また、プール調教を併用しておりますが、チャレンジカップでは2着馬に3馬身差をつけて圧勝しているので、脚に不安があってのものではなさそうです。

近走は調教でも良く動いていて、ここ2戦は最終追い切りで終い11秒の好時計をマーク。
併走馬にもしっかり先着しており、この勢いのまま引き続き好調ならレベルの上がる今走も楽しみな一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:チャレンジカップ(1着)

11/28 栗CW良 一杯
82.5 66.6 51.7 37.7 11.7 [8]

一杯に追われたオープン馬のクイーンマンボの内を1.2秒追走して0.1秒先着しました。

今回の最終追い切り:金鯱賞

3/6 栗CW良 馬なり
89.6 72.0 55.4 40.4 12.0 [9]

馬なりに追われた新馬のロードラウレアと併せて、外を0.4秒先行同入しました。
最終追い切りは軽く流した程度ですが、ラストはしっかりと12秒の鋭い脚を使っています。
折り合いもスムーズで馬体張りも良好です。
乗り込み量も申し分なく、仕上がりは良好とみて良いでしょう。

 

リスグラシュー 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

リスグラシューは攻め動くタイプの馬ですが、調教の動きが本番でも反映される馬です。
4F49秒台を叩き出した京都新聞杯(1着)やヴィクトリアマイル(2着)など、一週前追い切りか最終追い切りで好時計を叩き出していたら要注意ですね。
本格化して毎回仕上がりは万全なので、ラスト1Fで12秒台の時計なら心配いらないでしょう。

昨年は6戦すべて3着以内に好走する活躍で、負けたのは速い時計で決まった安田記念の1度のみ。
前走の香港ヴァーズでは競り負けて2着しましたが、ラストはしっかり伸びていましたし、海外への輸送でこれだけ走れているのは好感が持てます。
今走は帰国後一発目のレースとなりますが、仕上がり万全なら軽視禁物ですね。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:エリザベス女王杯(1着)

11/7 栗坂良 馬なり
52.0 37.8 25.0 12.9

一杯に追われたオープン馬のリーゼントロックと併せて、0.9秒追走して1.0秒先着しました。
最終追い切りはJ.モレイラ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:金鯱賞

3/6 栗坂良 馬なり
51.5 37.0 24.0 12.2

一杯に追われた1000万クラスのナイトバナレットと併せて、0.7秒追走して0.3秒先着しました。
最終追い切りではA.シュタルケ騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
先週同様ラスト1Fは遅くなりましたが、2週続けて好時計をマーク。
坂路コースで入念にやれており、仕上がりは順調と考えて良いでしょう。

 

アルアイン 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

基本的に二週前追い切りから併せ馬で調整されています。
二週前追い切り、一週前追い切りは攻めの調教をして、最終追い切りに馬なり調教をする形が多いです。
攻め駆けするタイプの馬なので、調教では好時計を出しており、終いも11秒台のタイムなら仕上がりは良好と考えて良さそうです。

また、プール調教を併用しておりますが、しっかり結果は残しているので特に心配はいらないでしょう。
近走は勝利こそないものの、G1でも安定して走れており、前走のマイルCSでもマイル戦にうまく対応して3着を確保。
一度は先頭に立ってましたし、能力は高い馬なので、今走も仕上がり良好なら軽視禁物です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンズシップ(3着)

11/14 栗坂良 馬なり
52.5 37.8 24.5 12.4

一杯に追われた1000万クラスのシロニイと併せて、0.6秒追走してクビ差先着しました。
最終追い切りは川田騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:金鯱賞

3/6 栗坂良 一杯
51.4 38.0 24.7 12.3

一杯に追われたオープン馬のカフェブリッツと併せて1.1秒追走同入しました。
一週前追い切りに続いて最終追い切りも北村友一騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
ひと追いごとに動きは良くなっていますし、4週連続で強めの調教ができているのは好感が持てます。
最終追い切りは自己ベストを更新する走りを見せており、仕上がりは良好と考えて良いでしょう。

 

ペルシアンナイト 追い切り評価:A

1.この馬の追い切り傾向

普段は一週前追い切りと最終追い切りにウッドチップコースで終い重点に追われています。
ラストは基本的に11秒台の好時計を叩き出す馬で、その動きが本番でも表れてくるため、一週前追い切りと最終追い切りの動きは要チェックですね。
ペルシアンナイトは叩き良化型の馬で、富士ステークス(5着)や中山記念(5着)など、休養明け一発目のレースでは3着以内に好走できていません。

直線を抜け出せば大阪杯のように鋭い脚を使える馬ですが、前走と前々走のように直線で不利を受けると崩れてしまうこともあるため、展開次第では注意が必要です。
昨年はなかなか馬券に絡めていませんが、着実に力はつけており、G1でも安定した成績を残しています。
2000mは皐月賞や大阪杯でも好走しておりますので、今走もスムーズな競馬ができれば上位争いは必至でしょう。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:マイルチャンピオンズシップ(2着)

11/14 栗CW良 ゴール前強め
50.8 36.8 11.7 [6]

馬なりに追われたオープン馬のジャンダルムと併せて、内を0.5秒追走して0.2秒差遅れました。
最終追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教です。

今回の最終追い切り:金鯱賞

3/6 栗CW良 馬なり
83.4 67.7 53.1 39.3 11.9 [8]

ゴール前強めに追われた1600万クラスのシルヴァンシャーと併せて、内を1.7秒追走同入しました。
最終追い切りではM.デムーロ騎手が実際に騎乗して感覚を確かめております。
最終追い切りは軽く流した程度ですが、ラストは11秒台の好時計を叩き出しており、フットワークは軽快で仕上がりは良好とみて良いでしょう。
しっかり加速ラップを刻んでおり、力を出せる状態ではありそうです。

 

モズカッチャン 追い切り評価:B+

1.この馬の追い切り傾向

一週前追い切りは強めに調教することが多く、最終追い切りは軽めの調整か強めに追われる場合が半々です。
京都記念(4着)の時のように、最終追い切り後、レース前日などに調教をしている場合、太め残りの可能性があるので注意が必要です。
また、この馬は叩き良化型の馬なので、休養明けは崩れることが多いです。

前走の有馬記念では距離が長かったせいか長く脚を使えず8着。
仕上がりも良好でスムーズに走れていたので内容は問題なかったですね。
2000mは過去3戦すべて3着以内の実績で、仕上がり良好なら得意の距離で改めて期待したい一頭です。

2.最終追い切り

前走時の最終追い切り:有馬記念(8着)

12/19 栗坂良 馬なり
54.8 40.2 25.7 12.6

今回の最終追い切り:金鯱賞

3/6 栗坂良 一杯
53.1 38.2 24.6 12.4

ラストの伸びはイマイチに感じましたが、一週前追い切りで実戦を意識した調教ができており、2週連続ビッシリ追われているのは好感が持てます。
坂路コースで入念に追われ、状態は悪くなく仕上がりは順調そうです。
前走は8着に敗れましたが、G1でも安定した成績を残しており、前哨戦といえどG2なら軽視禁物ですね。

 

追い切り(調教のポイント)

坂路調教

坂道になっているコースで調教を行います。

レースが行われる競馬場では、坂が設けられており、本番で坂を苦にしないためにも役立ちます。

①注意すべき坂路調教について

坂路コースは、豊富な運動量を得れ、スタミナ作りとしてはトップクラスです。

坂を登るパワーを付けることも目的ですが、馬券においての注意点は、坂路では体重減が可能ということです。

坂路調教により放牧後体重が絞れない馬の、重め解消の役割を果たします。

この役割を活用する危険なパターンとして、放牧後の調教で予定より太め残りの場合、 今までのレース前に坂路調教を行わないにも関わらず、レース直前に坂路を使うことがあります。

この場合は、太め残りと判断し、当日の馬体重には要注意です。

②常に坂路調教の馬はパワータイプと判断

日々の調教から坂路調教をこなす馬は、当然坂が得意と判断してOKです。

坂路以外での調教がメインの馬が、レースの坂道でふらふらしていても、坂路慣れしている馬はしっかり伸びることができます。

特に、最後の直線に大きな坂が設けられているのが、中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場です。

この競馬場では、坂路調教馬が強いです。


ウッドチップ調教

ダートのコース上にウッドチップを敷きつめているコースです。

木片がクッションとなり、ダートコースよりも脚への負担が少ないコースです。

基本的に、ウッドチップコースは、しっかり時計を出して、負荷をかけた調教を行うことができるコースです。

①ウッドチップから坂路変更はNG!

通常ウッドチップコースで調教を積んでいる馬が、急に坂路へ変更する場合は何かしらの理由があります。

坂のあるコースを対策するために使うなど、目的がファンにも明確であれば問題ありませんが、

坂路で馬なり調教などをしていたら、どこか馬に心配な点があると判断できます。

②調教タイムだけでの判断はNG

ウッドチップコースでは、負担が掛かりにくいため早い時計を出せます。

同一レース出走馬ならどうしても時計で判断したところ。

しかし、それだけで判断するのは危険です。

1週前追い切りで仕上げて、最終調整が理想とされていますが、レース直前の調教で早い時計を出して走りすぎると、調教がピークになってしまったり、馬の闘争心に火がついて、レースではどんどん前に行きたくなってしまい、騎手と折り合わなくなってしまうことがあります。

単純に時計で判断するのではなく、その過程にも注目してみましょう。


プール調教

脚へ負担をかけず全身運動を行えます。

体重が増えてしまった馬も減量や、休養明けの馬などで心肺機能を高くする目的で使用します。

また最近では精神面にリフレッシュ効果も図れるようです。

①プール調教馬は目的が重要

プール調教は、コース追いと比較して、馬への負荷は軽減されます。

怪我から復帰する場合や脚部が弱い馬などのリハビリ効果がメイン。

レースが近いのに、プール調教で、ゆったりとやっている場合は、レース本番でしっかり動けるのか注意が必要です。

また、この場合は体重が絞り切れていない場合が多いので、当日の馬体重もチェックしてみましょう。

②コース追いの後のプール調整はどうか

放牧から戻ってきて、しっかり乗りこまれた後に、プールを使う馬もいます。

ゲート難がある馬に、解消の為にプールを使ったりする場合もありますが、そのパターンは稀で、上記に挙げたように、体重が絞れない状況がほとんどです。

レース間近でのプールは要注意です。