勝ち馬投票券など

競馬用語集(勝ち馬投票権など)

一点勝負

1レースにつき勝ち馬投票券を1点しか買わないことを言います。

一本かぶり

一頭の馬に、単勝やその馬を絡めた組み合わせた式別の勝馬投票券が圧倒的な人気になることを言います。

馬単

馬番号二連勝単式勝馬投票法の略称。

1着と2着になる馬の馬番号を着順通りに的中させる投票法です。

JRAでは、昭和44年から発売を止めていたが、平成14年に再び導入されています。

馬番

出走馬1頭ずつにつけられている番号のことを言います。

馬が付けているゼッケンは馬番号です。

連勝番号といういわゆる枠番とは異なる場合がありますのでご注意ください。

馬連

普通馬番号二連勝複式勝馬投票法の略称。

1着と2着になる馬の馬番号の組合せを的中させる投票法です。

組合せとして当たっていれば的中で、1着と2着の着順は問いません。

JRAでは、平成3年より発売を開始しています。

応援馬券

1頭の単勝式・複勝式の馬券をセットで同じ金額同額購入できる馬券です。

「馬名」と「がんばれ」の文字が馬券に印刷され、記念馬券としても親しまれています。

投票所での現金投票のみでの発売を行っております。

JRAでは、平成18年から発売を開始しています。

現在、単勝と複勝をセットで購入する応援馬券方式は、諸外国でも広く発売されています。

オッズ

勝馬投票券が的中時の概算払戻率のことを言います。

中央競馬ではトータリゼータシステムのコンピューターに直結しており、100円に対する倍率で掲示しています。

親子どんぶり

同レースに同馬主もしくは同厩舎の馬が複数出走している状態で、レース結果がそれらの馬で1着・2着を独占した場合、(馬主、厩舎の名前)の親子どんぶりという呼び方をします。

WIN5

JRAの5つの対象レースを予想し勝ち馬を当てる「5重勝単勝式勝馬投票法」のことです。

対象レースは、当日開催している全ての競馬場での「各競馬場メインレースのうち発走予定時刻が一番遅いレース」をWIN5の最後の対象レースとしております。

そのレースから順にさかのぼり5レース分の開催となります。

的中者がいない場合や最高払戻金を超える金額はキャリーオーバーとなりますが、キャリーオーバーの有無に関わらず、最高払戻金は100円につき6億円という形になっています。

こちらは、インターネット投票限定の発売方法となっており、平成23年に発売が開始されています。

勝ち馬投票券

「勝馬投票券」というのがいわゆる馬券の正式名称です。

現在の中央競馬では9種類に分けられており、単勝式・複勝式・枠連・馬連・ワイド・馬単・3連複・3連単・WIN5(5重勝単勝式)がある。

金曜日発売

特定のGI レースにおいて、レース発走の前々日となる金曜日から発売を行うことを言います。

国庫納付金

JRAでは、国庫納付金を納付しています。

国庫納付の仕組みは、100円の勝馬投票券を買ったとすると、10円が国庫に納付されます。

これが第1国庫納付金と呼ばれるもので、JRAの事業運営の結果、各事業年度において利益を生じた場合には、その額の1/2が国庫に納付されます。

これが第2国庫納付金と呼ばれるものです。

これらの国庫納付金は国の一般財源に繰り入れられています。

ころがし

勝馬投票券の買い方の種類の一つです。

この買い方手法は、レースを的中させたら、その払戻金をそっくりそのまま次のレースに投入し、さらに的中したら、次のレースに投入というように、雪だるまを転がしているように増やしていく手法です。

もちろん成功したら、大金を手に入れることになりますが、逆に1レースでも外してしまうと全てがリセットされてしまいます。

3連単

馬番号三連勝単式勝馬投票法の略称。

1着、2着、3着となる馬の馬番号を着順通りに的中させる投票法です。

3連複

馬番号三連勝複式勝馬投票法の略称。

1着、2着、3着となる馬の馬番号の組合せを的中させる投票法。

組合せとしての的中で1着、2着、3着の着順は問いません。

JRAでは、平成14年より発売を開始しています。

JRAダイレクト

JRAが指定するクレジットカード(JCBカード、三井住友カード、UCカード)を持っていれば、パソコンからインターネットを通して利用者登録を行い、クレジットカードで勝馬投票券が購入できるインターネット投票システムです。

平成23年に発売が開始されています。

JRAプラス10

競馬法附則第5条における「2号給付金」の通称のことです。

通常の払戻金が「100円元返し」となる場合には、10円を上乗せして110円で払戻しするシステムです。

ただし、特定の馬番号、組番号に人気が著しく集中した場合には競馬法の規定により「100円元返し」となることがあります。

全国発売

平成15年9月13日から中央競馬会では、全国の競馬場およびウインズ(一部を除く)で当日に開催する全レースの発売を行いファンに楽しんでもらうようにしています。

最大で3競馬場の全36レースを購入できます。

また前日発売レースがある場合はこれに加えて発売が行われます。

前日発売

日曜日に開催されるレースの馬券を前日の土曜日から発売されることです。

前日発売の対象は、重賞レースかJRA指定のレースとなります。

総流し

馬券の購入パターンの一つで、1レースに1頭以上の軸馬を選び、その馬からそのレースに出走する全ての馬や全ての枠に流す方法です。

タテ目

2頭以上選ぶ馬券で、仮に2と5の組み合わせと2と8の組み合わせの馬券を買ったところ、結果が、2が馬券に絡まず、5と8で来てしまった場合、「タテ目をくった」などと表現します。

単勝式

1着馬に来る馬を当てる馬券です。

ダークホース

人気の無い出走馬、いわゆる穴馬のことを指します。

選挙などで使われている言葉ですが、もともとはここから来ています。

特払い

馬券の種類毎に馬券の的中者がいない場合は、競馬法第8条という規定に基づいて、その種類の馬券を購入した全員に対して、特払いが行われます。

払戻率70%台の投票法の場合は、100円につき70円。

払戻率80%の投票法では100円につき80円の払戻を行います。

これは馬券に関するもので、WIN5において、的中者がいない場合には、競馬法第9条第1項という規定によって、払戻対象総額を次回のWIN5にキャリーオーバーします。

その為、特払いを行ないません。

特券

馬券の1000円券のことを言います。

ながし

馬券購入の際に、軸となる馬や枠を選んで、3連単か3連複なら1~2頭、その他の種類の馬券なら1頭もしくは1枠を選択して、その軸から相手の馬や枠番にながして購入する方法です。

配当金

馬券が的中した場合に払い戻されるお金のことをいいます。

売得金

馬券の発売金から返還金を引いたものになり、これが国庫納付金のもととなります。

ヒモ

連対する馬のことを言います。

フォーメーション

フォーメーション投票のことです。

フォーメーション投票とは、1着馬、2着馬、3着馬を、それぞれ1頭以上選び、購入可能な組合せの中で全てを購入する投票方法のことです。

複勝式

出走頭数によりますが、基本は1着から3着までの入着馬を勝馬とする馬券です。

出走頭数が8頭以上の場合は3着までで、7頭以下では2着までに入着すれば的中となります。

ただし、出走頭数が4頭以下の場合には、複勝式は発売されません。

単勝式同様、勝馬投票は馬番で指定します。

返還金

馬券が発売された後にレースから除外された馬がいた場合には、その馬もしくはその馬や枠の組み合わせの馬券全てが同額で投票者に返還金として返されます。

但し枠連の場合は、注意が必要で同枠にまだ馬がおり、かつ同一の番号を1組とした枠(ゾロ目)が存在する場合は返還されません。

本命馬

そのレースで最も強いと考えられている馬のことです。

競馬専門紙や新聞などでは◎で表示されています。

ボックス

ボックス投票のことを示します。

いくつか選択した馬や枠番について、その全ての組合せを購入する投票方法のことを言います。

ただし、枠連ボックスの場合は、「1と1」や「2と2」などのゾロ目は買い目に含まれません。

マルチ

マルチ投票のことです。

3連単か馬単の「ながし投票」の中で、マルチ欄をマークすることで、軸と相手の着順を入れ替えた組合せも同時に購入できる投票方法となっています。

マルチを選択しない場合と比べると当然買い目が増え、馬単ながしでは2倍、3連単軸1頭ながしでは3倍となり、3連単軸2頭ながしでは6倍となります。

無印

スポーツ紙の競馬欄や競馬専門紙などの予想印の中で、ほとんど人気の印がついていない馬のことを言います。

夜間発売

JRAで指定されたレース前夜の発売開始時間からレース当日の午前7時までの間にインターネット投票で馬券の発売を行うことを言います。

ユニット馬券

馬券の最低金額を固定して、複数の組み合わせを1枚で購入できる馬券のことです。

現在の馬券は全てがユニット馬券となっています。

ワイド

正式な名前は、拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法と呼びます。

3着までに入る2頭の組合せを馬番号で的中させる馬券です。

ただし、3着が同着の場合は3着・3着の組合せは不的中となりますのでご注意ください。

枠連

正式な名前は、枠番号二連勝複式勝馬投票法と呼びます。

1着と2着になる馬の枠番号の組合せを的中させる馬券です。

組合せとして当たっていればOKで、1着と2着の着順は変わっても大丈夫です。

出走する馬が9頭以上の場合のみの発売で、万一、発売開始前に出走を取り消す馬が出てきた場合に出走する馬が全部で8頭以下となった場合でも、2頭以上出走する枠がある場合は、発売は行われます。